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がん患者、国民183人に1人

Posted November. 13, 2002 23:02,   

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昨年、国民183人に1人にあたる約25万人が、がんの治療を受けたことが分かった。

国民健康保険公団は13日、昨年1年間のがん診療現況を分析したところ、25万1125人ががん診療を受けていて、そのうち10万5237人が新しくがんの判定を受けた患者だと発表した。

新しくがんの判定を受けた患者のうち男子は55.4%(5万8307人)、女子は44.6%(4万6930人)だった。

人口10万人当たりのがん患者は545人で、高齢者人口の比重が高い忠清南道(チュンチョンナムド、679人)と全羅南道(チョンラナムド、650人)が相対的に多く、蔚山(ウルサン、406人)と光州(クァンジュ、447人)が少なかった。

年間のがん診療費は8764億ウォンで、保険財政から6415億ウォンが支出された。

保険公団の推定によると、1人あたりの診療費は598万ウォンで、そのうち440万ウォンが保険で処理されたが、特別診療、超音波検査、入院料の差額など保険から支給されない金額を考慮すると、実際の患者の負担は1000万ウォンにのぼるものとみられる。

2000年にがんで入院した10万1781人のうち7万501人は、1年後も生存していた。1年後の生存率が最も高いがんは、乳がん(97%)、子宮頸部がん(93%)、卵巣がん、皮膚がん、前立腺がん(90%)の順だった。

また、2260世帯は家族の中でがん患者が2人以上で、そのうち6世帯は家族3人ががん患者だった。がん患者全体のなかで、胃ガンを病んでいる人が20%で最も多く、次は大腸がん(11.1%)、乳がん(10.1%)、肝臓がん(9.4%)、肺がん(9.3%)の順だった。年齢別には、40代以上が87%だった。

10代のがん患者は5209人(全体の2%)で、ほとんどが白血病、骨と関節軟骨がん、脳がんなどだった。



宋相根 songmoon@donga.com