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江沢民氏、中央軍事委員会主席は維持

Posted November. 15, 2002 22:45,   

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中国の胡錦涛国家副主席が15日、新しい中国共産党総書記に選出され、第4世代の指導部が公式に発足した。

しかし、江沢民前総書記が中央軍事委員会主席を維持し、権力の核である政治局常務委員にも、江前総書記の側近たちが過半数を占めたため、胡錦涛体制は相当期間、江前総書記の影響力の下に置かれる過渡体制が避けられなくなった。

中国共産堂は同日、北京の人民大会堂で、第16期党中央委員会第1回全体会議(1中全会)が開かれ、胡副主席のほか、呉邦国副首相、温家寶副首相、賈慶林・前京市党委員会書記、曽慶紅・前党組織部長、黄菊・前上海市党委員会書記、呉官正・山東省党委員会書記、李長春・広東省党委員会書記、羅幹・党中央政法委員会書記の9人が政治局常務委員に選出された。政治局常務委員数は第15期の時より2人増えた。

中国国営のマスコミは、胡副主席が総書記に選出されたこととともに、江前総書記が中央軍事委員会主席に留任したと報じた。

政治局常務委員を新しく選任したことで、全国人民代表大会常務委員長と国務院の首相、人民政治協商会議主席など、党を除いた主要ポストの人事が不可避となった。新たな人事は来年3月の全国人民代表大会で決まる。

胡新総書記は同日の演説で「頳小平の理論と江前総書記の3つの代表論を受け継いで、改革開放の路線を持続的に進めていく」と明らかにした。



yshwang@donga.com