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都市銀行、貸し出し金利引き上げ 家計負担増加へ

都市銀行、貸し出し金利引き上げ 家計負担増加へ

Posted November. 17, 2002 22:52,   

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今週から都市銀行の家計貸し出し金利が相次いで引き上げられる。

こうした動きは、政府の強力な家計貸出し抑制方針を受けたもので、当分の間、新規家計貸し出しは大いにい縮し、既存し貸出しの期限を延長するためには金利の負担が重くなるとみられる。

金融界が17日、明らかにしたところによると、大半の銀行はすでに家計貸し出し金利を引き上げることを決めており、金利の引き上げを検討している。

朝興(チョフン)銀行は、住宅担保貸し出しの時に適用される、年7.2%台の固定金利を、来月から1%引き上げる計画だ。

国民(グクミン)銀行は、負債比率(総負債÷年間所得)が250%以上だったり、所得の証拠資料の提出を拒めば、加算金利をつけることにし 、今週初めに引き上げ比率を確定する予定だ。引き上げ幅は年0.1%未満だという。

ウリ銀行は負債比率が250%を超え、ここ1年間、住宅担保貸し出しの延滞日数が30日を超える債務者に対し、既存の貸し出し金利より0.6〜0.7%を引き上げる案を検討している。

ハナ、新韓(シンハン)銀行など、他の銀行らも負債比率が250%以上の客に加算金利をつける計画だ。

韓美(ハンミ)銀行は、貸し出しを受けながらクレジットカードを申し込めば、金利を下げるボーナス制度を廃止することにし、金利が年0.2〜0.3%上昇するものとみられる。

銀行はまた、総貸出金の0.6〜1%にあたる根抵当設定費を復活させ、間接的に金利を引き上げている。銀行が昨年、住宅担保貸出し競争に乗り出しながら免除していた根抵当設定費を再び取ることになれば、貸し出し金利は年0.2〜0.3%ぐらい上がることになる。

ウリ銀行が6日、根抵当設定費を復活させたのにつづき、新韓銀行も18日から根抵当設定費を取ることにした。朝興銀行も18日から、3000万ウォン未満の小額貸出しに対して根抵当設定費を受け取る。外国為替銀行は今週中に、根抵当設定費を復活させる計画だ。

都市銀行の役員は、「国際決済銀行(BIS)基準の自己資本比率算定時の危険加重値が50%から60〜70%に上向き調整されたことから、BIS比率が0.17〜0.34%下落することになる。下落分だけ貸し出し金利の引き上げは不可避だ」と話した。

年6.4%の住宅担保貸し出し金利を適用する銀行で、3年満期で5000万ウォンの貸し出しを受けた人の場合、これまでは月26万6660ウォンの利子を負担してきたが、金利が1%上がれば、月4万1660ウォンの利子を追加で出さなければならない。



申致泳 higgledy@donga.com