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ブッシュ大統領「北朝鮮を攻撃する意思はないが」

ブッシュ大統領「北朝鮮を攻撃する意思はないが」

Posted November. 17, 2002 22:53,   

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ブッシュ米大統領は15日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への声明を発表し、米国は北朝鮮を攻撃する意思がない、北朝鮮が核開発を完全にあきらめれば、米国は北朝鮮の住民たちを助ける措置を取ることなどをを明らかにした。

しかし、ブッシュ大統領は、ワシントンポスト紙のボブ・ウッドワード編集局次長との会見では、「(北朝鮮に対する)現状維持(status quo)に満足できない」と話したと、同紙が16日、報道した。

ブッシュ大統領は声明で、「米国は北朝鮮と違った未来を望んでいる」とし、「2月に韓国を訪問した時にはっきり言ったとおり、米国は北朝鮮を攻撃する意図がなく、これは今も有効だ」と強調した。

また「米国は北朝鮮住民たちとの友情を求めている」と付け加えた。

続いてブッシュ大統領は、「昨年6月、われわれは北朝鮮に包括的対話を提案し、思い切った接近を模索してきた。北朝鮮がわれわれの長年にわたる憂慮を解消する場合、われわれは北朝鮮住民たちの暮らしの質をはるかに向上させることのできる重要な措置を取る準備ができている」と話した。

しかし「もはや北朝鮮の秘密核兵器計画が明らかになったことから、このような接近を進められなくなった」と話した。

ブッシュ大統領はまた、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)の理事会が14日、北朝鮮に核兵器計画の除去を要求し、重油提供を中止することにしたことを歓迎した。

一方、ブッシュ大統領は、8月に行なったウッドワード局次長とのインタビューで、「人々は私に彼(金正日総書記)を倒すには財政的負担が大きすぎるから、あまり急いで動いてはいけないと言っているが、私にとって対北朝鮮問題は、自由を信じ人間の条件に対して心配するかしないかの問題だ」と話した。

「金総書記は嫌悪するくらい嫌いだ(loathe)。彼は人々を飢え死にさせており、巨大な収容所を建てて家族を解体し人々を拷問していることを私は知っている」と話した。



韓起興 eligius@donga.com