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大卒新入社員の採用「ネット志願」急増で頭悩ます企業

大卒新入社員の採用「ネット志願」急増で頭悩ます企業

Posted November. 27, 2002 22:12,   

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「INIスチール348倍、韓国産業(サンオップ)銀行250倍、ペンテック&キュリテル152倍、 SKテレコム100倍、朝興(チョフン)銀行125倍…」。

今年下半期の大卒新入社員の採用競争率大卒新入社員の採用競争率だ。

かつてない採用競争率の高さはもちろん、仕事より求職者が多いためだが、オンライン志願者の受け付けが普遍化したためでもある。

インターネット採用専門会社のジョブ・リンクのキム・ヒョンヒ広報室長は「一回のクリックで志願書を出せるようになり、業種や職種にかかわらず、一応願書を申し込んでみる『聞かないで志願者』も急増した」と話している。

実際、ジョブリンクが最近、大卒以上の求職者1954人を対象に、志願回数を調べた結果、「6〜10回」が30.6%で最も多く、30回以上と回答した求職者も8.6%を占めた。

重複志願が多くなるにつれて、企業が希望する条件を備えている志願者は、数カ所に重複合格する反面、そうでない志願者は書類選考で相次いで落ちる「合格者は相次いで合格、脱落者は相次いで脱落する」現象も生じている。現在、面接を進めている朝興銀行は、書類選考の合格者の欠席率が20%に達する。

志願者の急増は、企業の立場では採用コストと業務負担を意味する。このため相当数の企業はコストを減らすために、最初から採用業務を採用専門会社に任せており、各採用専門会社は時ならぬ「就職特需」をおう歌している。

採用専門会社のインクルートは、採用代行を依頼した企業の数が去年の200社から今年は300社に増えたと明らかにした。採用業務代行の費用は1会社あたり300万〜1000万ウォンだという。

一部の会社は志願者の急増で、初めから「伝統的な」採用方式に戻りつつある。

現代産業開発は、これまでオンライン志願で、新入社員を採用してきたが、今年下半期は、各大学から推薦を受けて採用した。同社の人事チームのユン・ヨンス部長は「志願書に全部目を通すのも難しいため、採用方式を変えた」と話した。



孔鍾植 kong@donga.com