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借りすぎブラックリスト者 少ない信用回復申請

借りすぎブラックリスト者 少ない信用回復申請

Posted December. 02, 2002 22:40,   

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ブラックリスト登録者数が増えている中、個人信用回復支援制度(ワークアウト)についての相談件数が急増しているが、複雑な手続きのため、実際の申請件数は少ないことが分かった。

2日、信用回復支援委員会によると、11月1日に受け付けを開始して以来、個人ワークアウトの申請者は94人しかいないという。相談件数は先月、インターネット=1800件、電話=5280件、訪問=1121件など、計8201件で、10月(5389件)より50%増えたが、申請実績は少ない。

信用回復支援委員会が開設したネット救済室(www.pcrs.or.kr)には「長期間にわたり、少しずつ借金を分けて返すことはできないのか」、「月100万ウォンの所得で、カード代の利子を払うだけでもきゅうきゅうとしている」という相談が殺到している。

相談件数に比べて、実際の申請件数が少ないのは、何より複雑な申請手続きと、各金融機関の無関心のためだ。

個人ワークアウトを申請するには、貸し出した金融機関をいちいち訪れ、信用回復支援のための承認申請書、債務者申告書、負債証明書、適格確認書をもらってから、承認申請書などに記入した内容を裏付けることのできる各種の書類を添付し、信用回復支援委員会に提出しなければならない。

個人ワークアウト相談を受け付ける金融機関の窓口も足りない。1200の店舗を持つ国民(クンミン)銀行の場合、ブラックリスト者のための相談窓口が全国で20ヵ所に過ぎず、LGカードは13カ所、新韓(シンハン)カードは1ヵ所しかない。

多くの相談者が申請条件を満たしていないのも、申請者が少ないもう一つの理由だ。 個人ワークアウトの申請対象者は、△3行以上の金融機関から5000万ウォン以下の借金をしている人△ブラックリスト者に登録されてから1年が経過している人△本人や配偶者が最低生計費(4人家族で月99万ウォン)を上回る収入のある人。また、1行以上の金融機関の債務額が全体の70%を超えてはならない。

信用回復支援委員会の人手不足も問題。現在、 個人ワークアウト相談を受ける電話(02−6362−2000)回線は合わせて10で、10人の相談員が1日平均300件程度の電話相談を受け付けている。

一方、2日、金融監督院と銀行連合会によると、8月以降、月平均7万人ずつ増えているブラックリスト者のうち、90%に当たる6万5000人あまりは、クレジットカードを使いすぎて、ブラックリスト者になっている。



金東元 申致泳 daviskim@donga.com higgledy@donga.com