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国民銀行、昇進人事に女性割り当て制

Posted December. 03, 2002 22:22,   

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女性界が、女性に一定比率の任命・選出職を割り当てるよう要求し、大統領候補らがこれを公約として取りあげているなか、国民(ククミン)銀行が昇進人事で韓国では初めて女性割り当て制を適用した。

国民銀行は3日、先月28日行った正規の昇進人事で、行員、課長代理(L1)から課長(L2)に昇進した人の20%(347人)を女性に割り当てたと発表した。

課長に昇進した人のうち、女性の比率が、旧国民銀行の場合、8〜9%、旧住宅(チュテック)銀行の場合、6〜7%に過ぎなかったのに比べると、2〜3倍に増えている。

国民銀行の説明によると、かつては、女子行員らは能力が優れていても、抜てき人事の対象になるのがむずかしかったが、今回は女性割り当て制のおかげで、課長昇進者の平均号俸より4〜5号俸低い女子行員が昇進したケースも相当数に上るという。

国民銀行のユ・ジェフン人事チーム長は「一部の男性行員らから『逆差別』だとの不満の声が出ているものの、今後も女性割り当て制を続けて適用し、女性人材を育てていく方針を固めた」と付け加えた。

大統領候補らの公約に続き、最大銀行の国民銀行が同制度を導入することによって、今後、女性割り当て制は公共と民間部門で急速に広がる見通しとなった。



林奎振 mhjh22@donga.com