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マンションの管理費、最高で4倍の差

Posted December. 04, 2002 22:20,   

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大都市にある分譲マンションの場合、1坪あたりの管理費に4倍近くの差があることが分かった。

坪型、竣工時期、団地の規模がほぼ似ているマンションでも、地域によって管理費が2倍以上もの差があった。

公正取引委員会(公取委)が4日発表したところによると、最近、ソウルなど首都圏、釜山(プサン)、大邱(テグ)、大田(テジョン)、光州(クァンジュ)の分譲マンション339団地と賃貸マンション165団地の管理費を調べたところ、分譲マンションの1坪あたりの平均管理費は、2479ウォン、賃貸マンションの1坪あたり平均管理費は、1854ウォンだった。

これを32坪に換算すると、平均の管理費は、分譲マンションが7万9328ウォン、賃貸マンションが4万6750ウォンの計算になる。この管理費には、世帯別の使用量によって料金が変わる暖房費と給湯経費などは含まれていない。

分譲マンション1坪あたりの管理費の最高金額は、4655ウォンで、最低金額の3.7倍だった。賃貸マンション1坪あたりの管理費の最高金額は、4111ウォンで、最低金額の5.4倍だった。

分譲マンションの管理費は、坪数が大きいほど、団地規模が小さいほど、竣工して長く経っているほど高かった。また、地方よりはソウルが、委託管理を行っている所よりは、自治管理を行っている所が、5階以下の低層マンションや16階以上の超高層マンションより、6階以上〜15階以下の高層マンションが、個別暖房や地域暖房よりは、セントラルヒーティングが、1坪あたりの管理費が高かった。

賃貸マンションは、分譲マンションとは異なり、坪数が小さいほど平均管理費が高く、15坪型以下が30坪型以上より2倍以上も高かった。

公取委は、マンションを共同で管理できる対象を3団地、1000世帯に制限した「共同住宅管理令」を改善するよう、建設交通部に要請した。

また、管理所長に機密費にあたる業務推進費を渡していた9つの賃貸マンション会社に、これを改善するように勧告し、管理費の引き下げを誘導することを決めた。



千光巖 iam@donga.com