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インターネットで活発 さまざまな「映画同好会」

インターネットで活発 さまざまな「映画同好会」

Posted December. 12, 2002 22:29,   

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映画の感動を忘れられない人にとって、インターネットはそうした感動を繰り返し味わうことを可能にする道具となる。

こうした人々はネット上の映画同好会を拠点に定期的な集まりを開いたり、映画について意見や情報を交換したり、映画を宣伝したりしている。

最近、最も活発な活動を見せているのは13日、19日にそれぞれシリーズ第2弾の封切りを控えている「ハリーポッター」と「ロード・オブ・ザ・リング」のサイバー同好会。「ハリーポッター」はポータルサイト「タウム」に約1000の同好会が開設されている。このうち3万5000人が登録している「A Letter from Hogwarts’(cafe.daum.net/harrypotterclub)」の一部の会員は22日、ソウルのソウル映画館や釜山(プサン)のロッテシネマの前でハリーポッターの衣装をまとってパフォーマンスを行った。

この同好会の運営者、チェ・ユンフィ君(15、仁川ヨンス中学3年)はハリーポッター関連の同好会6つを運営している「ハリーポッター好き」。チェ君は「ただ『ハリーポッター』が好きだからとしか、僕の情熱を説明することができません」と話した。チェ君は映画評を書くイベントを開催したり、さまざまなイベントを開いている。

「ハリーポッターと秘密の部屋」の広報会社の「チョルムンキフェク(若い企画)」のソ・ギョンウン代理は「こうした『ハリーポッター好き』はネット上の不法な動画像を通報したりするほど」と語った。

「ロード・オブ・ザ・リング」の同好会は「研究」が活動の焦点となっている。「ロード・オブ・ザ・リング研究所」を標ぼうするホームページ「ロリエン研究所(fan.theonering.net/lotrlab)」は小説や映画に関する膨大な資料を持っている。

ロリエン研究所は「ロード・オブ・ザ・リング」の世界的な同好会の「ワンリングドットコム(www.theonering.net)」が認めた韓国のサイバーコミュニティ。シリーズ第2弾「ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔」のレビューや情報を掲載しており、原作者のJRRトールキンが小説の中で創造したエルフ(妖精)の言葉を分析し、間違った翻訳を訂正したりする。

会員のユン・ソンウクさん(25、漢陽大学経営学科)は「『ロード・オブ・ザ・リング』は現世とは異なる完ぺきな世界を示している。『ロード・オブ・ザ・リング』にはまればはまるほど原作者の思考の深さに驚かされる」と語った。

「タウム」に開設されている「ロード・オブ・ザ・リング」関連の同好会は「二つの塔」の団体観覧を推進する一方、定期討論会も開いている。



金秀卿 skkim@donga.com