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崔京周 バーディの連続で韓国勢上位

Posted December. 13, 2002 22:37,   

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ホ・ソクホが1番ホール(パー4)で2メートルのバーディーパットを成功させ、それに勇気付けられた崔京周(チェ・キョンジュ)は、2番ホールから3連続でバーディーをとり、好調を見せた。崔京周は続いて、精巧なアイアンショットと鋭いパットで7番ホールから5連続バーディーをとり、韓国の順位を引き上げた。

この日、試合のハイライトは、16番ホール(パー4)で崔京周がとった韓国チームの11番目のバーディーだった。崔京周のドライバーティーショットがずれて右に離れ、大きな木の下に止まった。残った距離は110ヤードしかなかったが、木のため、ボールを打てない状況だった。

この危機で、崔京周が52度ウェッジで低く打った2回目のショットは、木の枝下を通過し、ホールカップ左側5メートルの距離に安着した。「やはり!崔京周だ」という嘆声の声が出る程、ファンタスティックなトラブルショットだった。

続いて、ホ・ソクホの7メートルバーディーパットがホールカップの1メートル地点に止まり、パーセーブは無難な状態。崔京周のバーディーパットは右側と左側に2回曲がる二重ブレーキのパットラインを描き、ホールカップの中に入った。

試合後、崔京周は「私も驚くくらい、ボールがうまく調整できた」と話した。ホ・ソクホが「私は今日、何もやっていない」と話し、恥かしがるような表情をすると、崔京周は、「良くやった。私が少しうまくいっただけだ」と言って、ホ・ソクホを激励した。

好スタートを切った韓国チームの上位入りは、2人の選手が一つのボールを交互に打つフォアサム方式の2ラウンド(日本時間14日午前2時10分開始)で決まる。

一人の選手だけがよく打っただけでも、良い成績を出すことができるフォアボール方式(ホールごとに2選手のスコアのうち、良いスコアをチーム記録に合算する)とは違って、フォアサム方式は、2人の選手が2人とも高い水準のプレーを行ってこそ、アンダーパーが可能だからだ。今回の大会は、フォアボールとフォアサム方式を交互に2回ずつ行う4ラウンドで構成されている。

一方、最初のラウンドで、カナダが単独首位(13アンダーパー・59打)を記録、「世界最強」の米国は、16位タイ(7アンダーパー・65打)にとどまった。



安永植 ysahn@donga.com