Go to contents

米ゴア前副大統領、「次期大統領選挙に出馬しない」

米ゴア前副大統領、「次期大統領選挙に出馬しない」

Posted December. 16, 2002 22:11,   

한국어

2000年の米大統領選で大接戦の末、ブッシュ大統領に敗れた民主党のアル・ゴア前副大統領が15日、予想に反して次期大統領選挙に出馬しないことを表明した。

ゴア前副大統領は同日、CBS放送「60分」プログラムに出演し、「私は2004年の大統領候補にならないことを決めた。私が候補になることが正しいとは思わない」と考えを明らかにした。

ゴア氏は「私は個人的には、再度選挙戦に臨むエネルギーと推進力、野望はあるが、ブッシュ大統領との再対決に選挙戦は過去問題に焦点が当たることは避けられず、未来指向的であるべき選挙の本質から逸脱することになると思う」と不出馬の理由を明らかにした。ゴア氏は2008年の大統領選挙の出馬の有無についても「未来の選挙については計画を持っていない」と述べた。

2000年の大統領選挙で民主党候補のゴア前副大統領は、一般投票数では共和党候補のブッシュ大統領より54万3895票と上回りながらも、選挙人の獲得数で及ばず敗れた。

当時ゴア前副大統領は、選挙人の獲得数の結果を左右した手作業のフロリダ州最高裁判所の開票で、ブッシュ候補と米大統領選挙の史上初の法廷攻防を1ヵ月間繰り広げたが、連邦最高裁判所は結局ブッシュ候補の勝利を認めた。



韓起興 eligius@donga.com