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ダイエット・禁酒・禁煙の失敗例 紹介します

ダイエット・禁酒・禁煙の失敗例 紹介します

Posted December. 22, 2002 22:33,   

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三星(サムスン)ソウル病院の電算室に勤める金ヨンジュさん(35)の年末は、幸せそのものだ。1年前82.5キロだった体重を71キロまで減らし、最適のコンディションを保っているからだ。

金さんのダイエット成功の秘訣は、ひとつの方法を貫いたこと。ヘルスクラブのランニングマシーンで走ることに勝負をかけた。初めは朝と夕方に30分ずつ、その後1時間に増やして走った。3カ月後に5キロの減量に成功。5カ月後には10キロ減った。

みんなが金さんのように成功を味わうなら、どんなによいだろうか。しかし実際は、失敗の挫折を味わった人が多い。成功した人に照らされるスポットライトを、しばらく失敗した人にあててみよう。彼らのケースから、他山の石の教訓が得られないだろうか。

▲意志がもう少し強かったら〓ソウル江南区三成洞(カンナムク、サムソンドン)にあるF社に勤める会社員の金さん(29・女)は最近、ゆううつだ。今年初めに、150万ウォンの大金を出してヘルスクラブに登録、食事も菜食に変えたが、たった1キロしか減らなかった。

初めは飲むコーヒーの量も減って、体調もよくなった感じがした。しかし、それも長くは続かず、金さんの計画は、軌道からそれ始めた。ヘルスクラブを訪れる回数が一週間に3回から、一カ月に2、3回に減り、菜食はあきらめてしまった。

金さんが告白する失敗の原因は、意志の弱さだ。金さんは「座っている時間と夜勤が多くてやせられない理由もあるが、簡単にあきらめた自分が一番大きな問題だった」と吐露した。

▲職場のストレスに勝てなくて〓河(ハ)さん(31)は、1年前の今ごろ、総合検診でC型肝炎の診断を受けた。治療のために3カ月間休職し、禁酒と禁煙を続け、運動も始めた。体調がよくなるのを感じた時は、とてもうれしかった。

しかし、職場への復帰とともに、すべてが水泡と帰した。3カ月後に戻った職場の生活は楽ではなく、たまった仕事へのストレスが押し寄せた。結局河さんは、またタバコに手を出し、会食や酒の席も避けられず、酒も飲みだした。

▲計画なしに飛びついた〓ソウル松坡区可楽洞(ソンパク、カラクトン)に住む鄭(チョン)さん(33)が、ことし禁酒を宣言した回数は、両手で数えきれないほどだ。鄭さんは、一度も3日を越すことができなかった。

鄭さんは、営業職という業務の特性上、外で人と会う機会が多いにもかかわらず、「節酒」でなく「無条件禁酒」を目標に立てた。計画は、毎度あまりにも簡単に破られ、すぐに周りも彼の禁酒宣言を信じなくなった。

鄭さんは何の計画もなく、禁酒を宣言したという事実を認める。鄭さんは「来年は、酒を1次会だけにし、量も半分に減らす訓練から始めます」と言った。

▲流行が去ると決心も弱まる〓今年初めにコメディアンの故李周逸(イ・ジュイル)氏が禁煙テレビ広告に出た後に、禁煙熱風が吹き、多くの人々がこれに賛同した。金さん(36)もこのタイプ。金さんは禁煙を始めたが、1カ月後にまたタバコに手を出した。金さんはさらに、李周逸氏が死亡した後、もう一度禁煙を始めたが、結果は同じだった。

金さんは「周りがみな禁煙すると言うので、私もそうしなければならないような感じがした。はっきりした目的もなく、禁煙に成功することは不可能だということが分かった」と語った。



corekim@donga.com