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盧武鉉次期大統領、民主党で演説「党と内閣を分離」

盧武鉉次期大統領、民主党で演説「党と内閣を分離」

Posted December. 23, 2002 22:28,   

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韓国の次期大統領の盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏は、23日行われた与党民主党選挙対策委員会の全体会議であいさつし、新政権運営のあり方について、「多くの国民が私のことを変化志向的で改革的だとして、さまざまな変化と不安定が生じるのではないかと心配していることを考慮し、新内閣を安定的なチームで運営していきたい」と述べ「このためには、大統領は改革を進め、首相は安定と均衡を目指すことで、バランスのとれた『改革の大統領、安定の首相』の方向へ持っていきたい」と述べた。

盧氏は「党に重要な課題が山積しているだけに、党内の有能な方々に党を率いてもらうよう力を注ぎたい」と述べ、新内閣に民主党出身者の起用を排除する方針を明らかにした。

また「2004年に予定されている第17代総選挙を中・大選挙区制で行い、地域偏重の克服を前提に、多数党または過半数連合に首相の座を渡すという約束を守る。17代総選挙の結果次第で、民主党は名実ともに政権党に生まれ変わる公算が高いが、フランス式の同棲政権が生まれるかもしれない」と述べた。

また、「民主党が大統領選挙で勝利を果たしたのは事実だが、2004年総選挙で国民の承認を受けてこそ、真の意味での政権党に生まれ変われるだけに、2004年までのプログラムを巧みに組んでほしい」と党内改革を重ねて強調したうえ、「ただ、党政分離の原則にのっとって、党の変化がつまずいたり、党が混乱に陥って深刻な状況がもたらされない限り、一切関与しない」と述べた。

政権の引き継ぎ作業については、「党が直ちに政権を引き継ぐ権力引き受けよりは、政策と実務での引き継ぎ委員会を設置し、引き継ぎ委員会に参加した方々が、今後も引き続き大統領の政策を諮問・補佐していけるようにしたい」と述べた。



金正勳 jnghn@donga.com