総合株価が2日連続で急落し、この1カ月間で670台に下落した。コスダック指数も4日間に8.9%も下落し、48台となった。
24日の総合株価指数は、前日より13.56ポイント(1.965)下落して、677.82で取り引きを終えた。11月19日の671.44以来最も低くなった。
コスダック指数も1.11ポイント(2.26%)下落して48.03で取り引きを終えた。
相次ぐ悪材料と需給不均衡が株価を下げた。
米イラク戦の可能性と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題などの悪材料で、韓国の国家危険度が高くなったうえ、粉飾会計をした企業が大量に摘発されて、投資心理が悪化した。
原油価格が急激に上昇し、外国人が310億ウォン分を売り越したのも株価下落の要因となった。
外国人は午前中は、コスピ200指数先物を3000契約以上買い越し、株価下落を防止したが、午後になって、2840の契約売り越しにまわり、下落幅を大きくした。
ハンガラム投資諮問のパク・キョンミン社長は、「年末まで悪材料が好転する可能性は小さく、新しい好材料も期待できないため、株価は予想より一層下落する可能性がある」と話している。
洪贊善 hcs@donga.com