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軍人選手の玄周鎏、新年のプロ復帰に向け復調モード

軍人選手の玄周鎏、新年のプロ復帰に向け復調モード

Posted December. 30, 2002 22:56,   

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玄周鎏(ヒョン・ジュヨプ、27、尚武)は、いつになく新年が待ち遠しい。

不運には終わりを告げた。新たらしいスタートだけが待っている。負傷の完治と軍除隊、そしてプロ舞台への華やかな復帰。一日でも早くコートを走りたい気持ちでいっぱいだ。

「さらなる跳躍に向けたいい機会だと思います」。

玄周鎏(ヒョン・ジュヨプ)は20日、三星(サムスン)ソウル病院で左ひざの軟骨に手術を受けた。今年に入ってから2度目だ。釜山(プサン)アジア大会では20年ぶりに男子バスケ優勝の主役を演じたが、その後、十分に休養が取れないまま全国体典で無理をしたため、負傷が悪化した。今回の手術で、玄周鎏は、尚武(サンム=軍の体育部隊)所属でプレーする最後の舞台となる2003バスケット大会(1月4日)に欠場する。

「始まりと終わりが一貫していなければと思うんだけど、申し訳ないです。有終の美を飾りたかったのですが、大変残念です」。

去年6月に入隊した玄周鎏は、今年の全国体典を除いて自身が出場した全大会でチームを優勝に導き、23連勝を続けている。今年1月のバスケット大祭典では頂上に立った。尚武のバスケット大祭典2連覇で軍生活の最後を飾りたかったが、その夢が破れたのが残念だ。

玄周鎏は30日、入院していた京畿道城南市盆唐(キョンギド・ソンナムシ・ブンダン)の国軍首都病院を退院し尚武に復帰した。まだプレーはできる状態ではないが、同僚や後輩たちに何か役に立ちたくて退院を繰り上げた。

新年8月に除隊する陸軍上等兵の玄周鎏は、それまでに周囲の配慮でリハビリに専念する計画だ。じっくりと時間をかけて復調を図ることができるので、かえって好機になったというのが玄周鎏の考えだ。

除隊モードに入っている玄は、以前はあえて見なかったプロバスケットのテレビ中継もよく見るようになった。前もって雰囲気に馴染むためだ。今シーズン、元の所属チームのコリアテンダーが善戦している姿に、早くも新年のプロ復帰に気持ちを馳せている。



金鍾錫 kjs0123@donga.com