朴昇(パク・スン)韓国銀行総裁は一日「金融市場の先進化をはかるため、要求払い預金金利に対する規制を撤廃する方策について検討を進めたい」と明らかにした。
朴総裁は「金融市場が安定し、銀行の信用基盤も拡大されたので、要求払い預金金利を自由化しても副作用はないだろうと判断している」と述べた。韓銀は、年1%を最高金利とする普通預金、家計当座預金、別段預金、企業自由預金(7日未満)などの金利規制を廃止する見通しだ。
政府は、91年8月に発表した「4段階の金利自由化計画」にもとづいて、金が自由な貯蓄性預金金利も自由化している。
朴総裁は「変わってきた中小企業の金融環境に合わせて、総額限度貸し出しの支援システムを効率的に調整したい」と話した。
林奎振 mhjh22@donga.com