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コエリョ監督「プレスと組織力の攻撃サッカー」になるか

コエリョ監督「プレスと組織力の攻撃サッカー」になるか

Posted January. 09, 2003 22:34,   

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元ポルトガル代表監督のウンベルト・コエリョ氏(53)がサッカー韓国代表監督に選ばれたことを受け、ポルトガルのサッカー専門誌「ア・ボラ」は「コエリョ氏こそ偉大な監督であり、理想的な候補だ」と報じた。

また、同氏を推薦したフース・ヒディンク前韓国代表監督は「疲れることを知らない体力でパワフルに攻め上げる韓国サッカーに最も適した監督だ」と評価した。

「コエリョ・サッカー」とは一体どんなものだろうか。一言で言って、スピードとともに中盤でプレスをかける手堅い守備や組織力にもとづく攻撃的なサッカーだ。

これはヒディンク前監督が追求していた「圧迫守備」や組織力を基本とする戦術の延長線上にあるものだ。しかし、はっきりと違う点もある。「ヒディンク・サッカー」が「全員攻撃、全員守備」のオランダ式「トータルサッカー」だとすれば、「コエリョ・サッカー」は短く正確なパスによる攻撃と緊密なチームワークに、より重点を置いている。

00年欧州サッカー選手権大会で、コエリョ監督の率いるポルトガル代表を注視していた元韓国代表監督の許丁茂(ホ・ジョンム)氏は「コエリョ監督は先進サッカーの流れを見抜いる指導者だ」と語った。

許氏は「コエリョ監督の戦術は、当時世界のサッカーをリードしていたフランスより進んだものだった。攻撃では『4−3−3』フォーメーションを使うが、守備では素早く『4−5−1』に切り替えるなど、変化に富んだ戦術を駆使していた」と述べた。

コエリョ・サッカーの守備ラインは、4バックシステム。中央に体格のいい選手を置き、左右にはすぐに攻撃に加わることができるスピードと体力の優れた選手を配置する。

ヒディンク前監督や許氏の評価をもとに、韓国代表の「ベスト11」を予想してみた。

GK李雲在(イ・ウンジェ、水原三星)、4バックには崔真迵(チェ・ジンチョル、全北現代)金泰映(キム・テヨン、全南ドラゴンズ)李栄杓(イ・ヨンピョ、アイントホーフェン)宋鍾国(ソン・ジョングク、フェイエノールト)、FWのトップには安貞桓(アン・ジョンファン、清水)、トップ下のストライカーには朴智星(パク・ジソン、アイントホーフェン)、左右MFには薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、アンデルレヒート)と李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)。



stt77@donga.com