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民主党金令培議員、議員資格そう失の恐れ 議員多数に判決

民主党金令培議員、議員資格そう失の恐れ 議員多数に判決

Posted January. 14, 2003 22:36,   

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ソウル高等裁判所刑事10部(李興福部長判事)は14日、00年4月13日の総選挙で、公職選挙・選挙不正防止法違反の疑いで起訴され、1審で罰金500万ウォンの判決を受けた与党民主党の金令培(キム・ヨンベ、ソウル陽川乙)議員に対する控訴審で、罰金700万ウォンを言い渡した。

選挙法違反で候補者本人が100万ウォン以上の罰金刑を言い渡され、最高裁で刑が確定すれば、議員資格を失うことになる。

判決は「金被告は寄付行為をした事実がなく、山岳会も親睦のために作られた10年以上たった団体だと主張しているが、その構成員の性格や行事進行手順などを見ると、被告が常任顧問を勤めているイルソク山嶽会の活動は、事前選挙運動の性格が強いとみられる」とした。

一方、ソウル地裁の辺五淵(ビョン・オヨン)裁判官は14日、政治資金法違反の疑いで起訴された民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル、仁川桂陽)議員に対して、罰金1000万ウォンに追徴金1億ウォンを言い渡した。

政治資金法違反の場合、禁固刑以上の刑を言い渡されない限り、議員資格は失わない。そのため、控訴審で刑量が高くならない限り、議員資格は維持できる。

判決は「宋被告の控訴事実が全部有罪と認められるが、被告が資金を受け取った当時、政治の新人で政治資金授受の手続きをよく知らなかったうえ、受け取った金が全部選挙資金に使われたことを考慮し、罰金刑を言い渡す」とした。

宋議員は1999年5月、大宇(デウ)グループの金宇中(キム・ウジュン)前会長から受け取った1億ウォンを正常に領収書会計処理をせず、選挙資金に使用した疑いで昨年5月非拘束起訴された。

一方、建設会社からわいろを受け取った疑いで1審で懲役5年の判決を受け、14日、控訴審の判決が予定された金潤煥(キム・ユンファン)民主国民党代表は、重病で最近手術を受け、裁判への出席は難しいという意思を裁判所に伝えたため、判決の言い渡しは延期された。

また選挙法違反で1審で罰金1000万ウォンを宣告されたハンナラ党の金允式(キム・ユンシック)議員も、海外出張を理由に裁判に欠席し、控訴審の判決公判は28日午前10時に延期された。



吉鎭均 leon@donga.com