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李栄杓、華やかな欧州デビュー戦

Posted January. 14, 2003 22:38,   

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オランダのPSVアイントホーフェンに移籍した「コリアン突風」の主人公、李栄杓(イ・ヨンピョ、26)が切れのよいアシストでデビュー戦を華やかに飾って、ヒディンク監督を大いに満足させた。

14日、トルコ・アンタリアのアタテュルク・スタジアムで行われたベルダー・ブレーメン(ドイツ)とのエフェス・ビルセン大会予選リーグA組みの初試合で、先発出場した背番号29番の李栄杓は、前半・後半90分をフルプレ—し、1ゴールをアシストするなど、華やかなデビュー戦を飾った。同試合は移籍後わずか2日後に行われたもの。

試合序盤、体の動きが鈍かった李栄杓は、試合が進められるにつれ、特有の速いスピードを利用した側面突破と機転の利くオーバーラップ、切れのよいパスを披露して、球団の関係者を魅了させた。

李栄杓は、0—2とリードされていた後半13分、ペナルティーエリアの左サイドを攻め込んでゴール前への突破を試みたロベンにボールをつなぐアシストを記録した。李栄杓は後半30分にも、左コーナー近くで相手の反則を誘導しフリーキックを得て、2点目のゴールを間接的にアシストした。ロベンが蹴ったフリーキックをブルーヒンクがヘディングでゴールを決めた。

李栄杓は同日、ドイツ・ブンデスリーガー2位のブレーメンを相手に、鮮やかなプレ—を披露し、主戦のポストを取り付ける可能性を高めた。李栄杓とともにアイントホーフェンに移籍した朴智星(パク・ジソン)は、ハーフタイムだけ、ケッズに代わって起用された。

朴智星は序盤、右ウィングでプレーした後、右のDFにポジションを変えるなど、オールラウンドプレーヤーとして健闘した。しかし、2—2と勝負が決まらず、PK戦で4番目のキッカーとして出たが、惜しくも外して敗北の原因を提供してしまった。

「左足の達人」李乙容(イ・ウルヨン、28、トルコ・トラブジョンスポル)も、同じ日、トルコ進出後、初のゴールを決めた。李乙容は、アカバ・セバスポールとの親善試合で先制ゴールを放ち、チームの2—0の勝利を導いた。

昨年、ワールドカップ(W杯)直後、トルコに進出したが、9月、足首を痛めたため、6試合だけ出場できなかったうえ、早期退出説まで取りざたされている中でのゴールだったため、さらに意味深いゴールだった。



劉潤鐘 yjongk@donga.com