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韓国テニス、史上初めて男女ともにメジャー大会2回戦進出

韓国テニス、史上初めて男女ともにメジャー大会2回戦進出

Posted January. 14, 2003 22:39,   

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韓国テニス史上初めて、男女選手がともにメジャー大会に進出する快挙を成し遂げた。

14日、オーストラリアのメルボルンで開かれたシーズン初めてのグランドスラムテニス大会の全豪オープン(賞金総額1061万ドル)女子シングルス1回戦。世界ランキング64位の趙倫貞(チョ・ユンジョン)は落ち着いた試合運営でミスが多かった世界104位のデンマーク選手を2−0(6−3、6−3)で破った。

前日、男子シングルスの李亨沢(イ・ヒョンテック、27、三星証券)に続き、韓国人男女選手2人が初めてメジャー大会の1回戦を相次いで通過した。

4年連続出場する全豪オープンで、趙倫貞が勝利したのは今回が初めて。00年と01年には予選脱落し、昨年は本戦1回戦で敗れ、脱落した。

趙倫貞は「オーストラリアに来たら、試合がうまくいかないと思い込んで最初は緊張した。しかし、時間がたつにつれ、感覚が戻り、相手のエラーも多く、得した」と喜びを隠さなかった。趙倫貞は最近、女子プロテニス(WTA)ツアーで2回連続準優勝を記録し、上昇傾向を見せている。

昨年3回戦まで進出したUSオープン以後、再びメジャー大会64強に上がった趙倫貞は、16日、世界14位(第11シード)のマグダレナ・マレーバ(ブルガリア、28)と32強進出を争う。趙倫貞と初めて対戦するマグダレナ・マレーバは、1989年、プロにデビューし、ツアー通算9勝を記録、1996年世界4位まで上がった選手だ。趙倫貞は「マグダレナ・マレーバは飛びぬけたパワーの持ち主でも、変則スタイルでもないので、良いプレーができそうだ」と話した。

4大大会4連勝を目指す女子第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)は、世界56位のエミールのミリー・ロワ(フランス)と対戦、フルセットの末、2-1(3-6、7-6、7-5)で逆転勝ち、2回戦に進んだ。

一方、15日、世界2位のアンドレ・アガシ(米国)と2回戦で対戦する李亨沢は、14日、1時間程度体をほぐした後、趙倫貞の試合を応援した。李亨沢とアガシとの対戦はセンターコートのロッドレイバーアリーナで3回目の試合として行われる。試合開始予定時間は正午(日本時間)。KBS(韓国放送)1TVがこの試合を生中継する。



金鍾錫 kjs0123@donga.com