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ブッシュ米大統領の支持率、50%台に低下  米誌ニューズウィーク

ブッシュ米大統領の支持率、50%台に低下  米誌ニューズウィーク

Posted January. 19, 2003 22:42,   

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大多数の米国人は、米政府がイラクに対し、早急な武力行使に乗り出すよりは、時間を十分かけて平和的な方法を模索することを望んでいることが明らかになった。

米時事週刊誌ニューズウィークが18日発表した世論調査の結果によると、「ブッシュ政権はより時間をかけて対応策を講じるべきだ」との回答が60%を占めた半面、「早急に武力行使に乗り出すべきだ」は35%にとどまった。

また、81%の人々が、米国が「同盟国の全幅の支持と国連安全保障理事会の支援を得た場合」には武力行使を支持すると答えたが、「国連安保理の支援を取り付けず、少数の同盟国の支持だけを得た場合」には、39%の人が支持すると答えたのみで、支持率が大幅に低下した。

ブッシュ米大統領の政策への支持率は56%で、昨年11月の60%に比べるとかなり低下したことがわかった。一昨年9月の同時多発テロ以降の数ヵ月間、支持率はおよそ88%を維持していた。

今月の10日から12日にかけて、CNNテレビが米世論調査大手ギャラップ、USAトゥデー紙と共同で実施した世論調査でも、ブッシュ大統領の政策への支持率は、同時テロ以降初めて6割を割り込んだ58%となった。ニューズウィークとCNNテレビの調査は、それぞれ全米1000人以上の成人を対象に行われた。

一方、日本の真珠湾攻撃など、第2次世界大戦を経験した70歳以上の対象者のうち、半数以上が、イラクとの戦争を懸念していることが同調査でわかった。

ロサンゼルス・タイムズが昨年12月12日から15日まで、1305人を対象に電話で世論調査を実施した結果、70歳以上の人々は54%が戦争に反対すると答え、「支持する」と答えたのは35%にとどまった。



朴來正 ecopark@donga.com