韓国キリスト教総連合会(金基洙会長)と韓国キリスト教指導者協議会(崔海一会長)は、19日午後3時、ソウル市庁前の広場で5万人以上の信徒とともに「第2回国と民族のための平和祈とう会」を開き、北朝鮮の核開発中止と韓国国民の反米感情自制を訴えた。
両団体は、同日の集会を通じて、「在韓米軍地位協定(SOFA)の改正問題で緊張が高まっているなか、北朝鮮の核問題まで持ち上がるなど、韓半島の平和は大きな脅威にさらされている」とし、「北朝鮮は、韓半島の平和のために核開発を中止し、核不拡散条約(NPT)脱退を即刻撤回せよ」と要求した。
両団体は、また「韓国の安保と国益のためにならない在韓米軍撤退の主張に反対する」と明言し、「一部に広まっている反米感情も抑えるべきだ」と主張した。
一方、同日、ソウル市中区(チュング)の徳壽宮(トクスグン)の前では、今回の集会に反対するキリスト教青年会の会員ら約30人が集まって、30分間沈黙デモをした。
孫曉林 aryssong@donga.com