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パウエル米国務長官「米国は北朝鮮核問題の安保理付託を希望」

パウエル米国務長官「米国は北朝鮮核問題の安保理付託を希望」

Posted January. 20, 2003 22:54,   

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米国は、国際原子力機関(IAEA)が、近い将来、北朝鮮の核問題を国連安全保障理事会に付託してくれることを希望していると、パウエル米国務長官が19日(現地時間)明らかにした。

パウエル長官は、北朝鮮の核危機とイラク問題などについて話し合うため、20日にニューヨークで開かれる安保理メンバー国の外相会談に先立ち、CNNテレビに出演し、このように述べた。

ラムズフェルド米国防長官は、この日「北朝鮮は、世界で最も弾道ミサイルを拡散させる国だ」とし、「世界に対する彼らの危険性は、核兵器と核物質を他国に拡散させる点にある」と語った。

これと関連し、香港の李道燮(リ・ドソプ)北朝鮮総領事は20日、香港明報とのインタビューで、「もし、米国がわれわれを攻撃するとしても、われわれは敵を撃退できる」とし、「米国に立ち向かうために韓国を攻撃するわけにはいかない」と述べた。

李領事は、「韓国は、北朝鮮と同じ民族、同じ国家であり、同じ言語と文化を持っている」としたうえで、「われわれは、韓国との関係を傷つける必要がない」と述べた。

一方、日本の共同通信が、イタル・タス通信を転電して配信したところによると、平壌(ピョンヤン)を訪問しているロシアのロシュコフ外務次官は、20日、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会見し、核問題の妥結に向けたロシア側の包括的な提案について話し合った。核不拡散条約(NPT)からの脱退を宣言して以降、金総書記が外国政府の高官に会ったのは今回が初めて。



李基洪 sechepa@donga.com