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北朝鮮「核兵器製造の意志はない」 南北閣僚会談で首席代表が明言

北朝鮮「核兵器製造の意志はない」 南北閣僚会談で首席代表が明言

Posted January. 22, 2003 22:25,   

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第9回南北閣僚会談の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表団の首席代表、金霊成(キム・ヨンソン)内閣責任参事は22日、「北朝鮮が核兵器を作る意志がない」ことを明らかにした。

金代表は同日午前、ソウルのシェラトン・ウォーカーヒル・ホテルで行われた1回目の全体会議で基調演説を行い「核不拡散条約(NPT)脱退は、米国の圧殺策動とそれに追従する国際原子力機関(IAEA)の不当な処置に対する自衛的な措置だ」と主張し、「今の段階でのわれわれの核活動は、唯一、電力生産をはじめ平和的な目的に限られるだろう」として、このように述べた。

韓国側スポークスマンの統一部の李鳳朝(イ・ボンチョ)統一政策室長は、「北朝鮮側も核問題に対する立場を明らかにしただけに、議論の土台は作られたと思う」と評価した。

これに先立ち、韓国側の丁世鉉(チョン・セヒョン)首席代表は基調発言を通して、「核問題が解決されなければ、南北関係に支障を来たすこともありうる」と述べ、「北朝鮮は明らかに核開発計画放棄宣言をし、核凍結の解除措置を原状回復させる一方、NPT脱退宣言を直ちに撤回せよ」と促した。

丁代表はまた、最近北朝鮮が核兵器製造の意志がないことを、検証を通じて証明することができると明らかにした点を想起させながら、「北朝鮮は、国際社会が信頼できる措置をしてほしい」を要求した。



成東基 esprit@donga.com