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プロ野球ロッテ、朴チョンテとの契約を放棄

プロ野球ロッテ、朴チョンテとの契約を放棄

Posted January. 23, 2003 22:38,   

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プロ野球ロッテ・ジャイアンツの看板スター、朴チョンテ(34)が、今シーズン、プレーできないかもしれない危機に立たされている。

ロッテは23日、「FA(フリーエージェント)である朴との契約交渉は、新たな意気込みで日夜訓練に励んでいる選手やチームのためにならないと判断した」と述べ、契約を放棄する考えを明らかにした。

このため、朴が、31日までに、他の7球団とも契約できなければ、今シーズンはあきらめないといけないのはもちろん、朴の年を考えると、引退せざるを得ない可能性もある。昨年のFA宣言後、ほかの球団も獲得の意を表明したことがないため、31日まで1週間しか残っていない現時点での移籍は容易でない。

ロッテは、昨年からずっと、契約金とオプションを入れて2年間6億ウォンという姿勢を崩していない。一方、朴は、昨年は3年間16億ウォンを要求し、今年は2年間10億ウォンと下方修正したが、球団に断られた。

双方の間に意見の差があったとしても、ロッテが朴との「契約放棄」を宣言したのはショックだ。けがをしても決してあきらめない「がんばりや」として知られる朴は、91年に入団してから12年間、ロッテでプレーし、本拠地・釜山(プサン)のファンから愛されてきた、ロッテの看板スターだからだ。99年には、31試合連続安打をマークし、韓国プロ野球の連続安打記録を塗り替えた。

しかし、朴は、ここ2年間、スランプに陥り、これといった成績を出せず、球団の信頼を失っていた。

一方、ロッテのもう一人のFAである抑えのカン・サンスは、3年間4億ウォン(契約金1億ウォン、年俸8000万ウォン、オプション6000万ウォン)で契約書にサインした。



金相洙 ssoo@donga.com