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最長身のハ・スンジン選手、NBA進出でテスト

最長身のハ・スンジン選手、NBA進出でテスト

Posted February. 02, 2003 22:21,   

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韓国の最長身センター、河(ハ)スンジン(18歳、サムイル商業高校3年、2m18cm)選手に、全米プロバスケット協会(NBA)への進出の道が開かれた。

河スンジン選手の父親、河ドンギ氏(45)は2日、「スンジンが先月30日と31日の両日に渡って、米スポーツ・マネジメント会社のSFXスポーツグループの関係者から、NBAへの進出の可能性をみるテストを受けた」ことを明らかにした。

河ドンギ氏によると、1日、1時間30分ずつ二日間に渡り、サムイル商高の体育館で開かれたテストを受けた。SFX会社の副社長とOB選手の2人からなる3人の評価チームは、河選手のドリブルやボールハンドリング、シューティング力、柔軟性などを集中的にテストしたという。とくに、この評価チームは、河選手とゴール下で直接攻防を繰り広げながらゴール下でのパワーを確かめるなど、高い関心を示したという。

SFX側が今回のテストでもっとも満足を示したのは、△身長が高いこと△東洋人としては珍しい120kgの理想的な体重であること△パワーと柔軟性を重ね備えていることだ。さらに、まだ若いため、高いポテンシャルを秘めていると評価した。河ドンギ氏は「テストはSFXが先に提案して行われた。良い結果を期待している」と述べた。

NBAレイカーズのコビ−・ブライアントが所属しているSFXは、IMGと並んで世界最大のメジャースポーツ・マネージメント会社だ。韓国のプロバスケ選手の中で、SFX側が直接テストを行った選手は、河スンジン選手が始めて。河選手は、女子バスケットボールの最長身センター(202センチ)で、日本への帰化を決め韓国バスケット界にショックを与えた河恩珠(ハ・ウンジュ、20歳、静岡短大2年)選手の弟だ。

韓国の大学チームによるスカウトの的となっている河スンジン選手は、これまで韓国でのプレーより、米国の大学チームを経てNBAへ進出する道を模索してきた。しかし、SFXのテストの結果が肯定的である場合、今年からSFXのシステマチックな管理の下で、NBAへの直行コースを目指すものと見られる。

85年8月4日生まれの河スンジン選手は「満18歳未満はドラフトに参加できない」というNBAのルールに基づき、今年8月初めに予定されている03年のドラフトには参加できない。そのため、来年のドラフトに参加すると思われる。

河選手が来年のドラフトで指名された場合、東洋人としては最年少NBA進出の記録(中国、姚明、22歳)を更新することになる。

昨年、サムイル商高を「全勝優勝」に導き、韓国バスケット界の次世代エースに浮上した河スンジン選手はいつも、「機会さえあれば、NBAでプレーしたい」という希望を隠さなかった。



金尙浩 hyangsan@donga.com