13歳の在米韓国人の少女ゴルファーが、成人男子プロ大会に挑戦する。
ハワイ・ホノルルのプナフスクール7年生(韓国の中学校2年に当たる)のミシェル・ウィー(韓国名ウィ・ソンミ)がその主人公だ。
ミシェルの父親であるハワイ大観光経営学科のウィー・ビョンウク教授(42)は6日、電話インタビューで、「ミシェルが8月22日、米ミシガン州ブライムリで開幕するカナダ・プロゴルフ協会(PGA)ツアー・ベイミルスオープンに出場することになった」と話した。
当初、招かれた大会はベイミルスオープンと7月31日に開幕のグレーターバンクーバークラシックの2つの大会。グレーターバンクーバークラシックはUS女アマチュア大会と競技日程が重なり、状況によって出場するかどうかを決める、とウィ教授は話した。
最近、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と朴セリ(26・CJ)の米PGAツアーへの挑戦に関心が集中している中、ミシェルの男子プロ大会本選出場決定は本格的なゴルフでの性対決を予告するものと言える。
「ハワイの女性タイガー・ウッズ」と呼ばれるミシェルは1メートル82センチ、70キロの堂々とした体格の持ち主で、300ヤードを超える爆発的なドライバーショットが主な兵器だ。最近は、ティーショットを375ヤードも飛ばす怪力も誇っている。
2001年、男子アマチュア大会であるマノ−ア杯マッチプレー大会の本選に進出したのに続き、去年2月には米PGAツアー・富士通クラシック予選を通過、歴代最年少本選出場者として名をあげた。ミシェル・ウィーは先月、米PGAツアー・ソニ−オープン予選に出場、1オーバーパーで96人の出場選手のうち47位にとどまり、予選通過には失敗したが、当時ビゼイ・シング(フィジー)などトップクラスのプロたちから大成する資質が見えるという賛辞を受けた。
4歳の時初めてゴルフを始めたミシェルは、1日の訓練時間が2〜3時間に過ぎないにもかかわらず、生まれつきの身体条件と強い勝負根性で、同じ年齢ではライバルを探しにくいほどだ。柔らかいスイングで有名なアーニー・エルス(南ア共和国)が好きだという。
金鍾錫 kjs0123@donga.com