人気アニメーションの「私の友たちキュビクス(My Friend Cubix)」の主人公、さいころロボットのキュビクスが子供たちに会うためにミュージカルの舞台に上がった。
02年ワールドカップ期間に一度紹介された「ミュージカル・キュビクス」が6ヵ月間のソウルと地方公演を終えて、さらに面白くなって「ミュージカル・キュビクスの大冒険」という新しい題名で3月16日まで再びソウルで公演される。
原作のアニメ、「私の友たちキュビクス」は韓国よりも米国で先に放映され、「ポケット・モンスター」よりも多くの視聴率を記録して最高の人気を収めたことで話題を読んだ作品。これを基にして作られた今回のミュージカルは、国内初の「ロボットキャラクターのミュージカル」。この特徴を生かすためにキュビクスだけでなく、巨大な悪党ロボットの「スケビンジャー」、女主人公のおもちゃロボット「トントン」などのロボットキャラクターや、未来の幼い友達のファンタスティックな衣装は日本で製作された。これまで童話というジャンルに収まっていた児童ミュージカルの限界を超えて、21世紀に生きる子供たちの想像力に合ったミュージカルを試みたというのが特徴。
舞台を横切る四輪のモーターサイクル、舞台を飛ぶロボットなど、華やかで多彩な特殊効果。アニメのテーマ・ソングと楽しいミュージカル音楽。ミュージカル俳優の夢がかなえられたギャグ・コンサートの「ハニー」ことキム・チヘ、コメディ・ハウスの「虚無ギャグ」の主人公であるソン・ホンスの噂に聞く歌とダンス・・・。童話のようにファンタスティックで想像力豊かな03年度版の「ミュージカル・キュビクスの大冒険」は子供たちへのよいプレゼントになるだろう、と劇団は自慢する。
午後3時、5時。ソウル世宗文化会館コンベンションセンター。3万ウォン。02—3442—0747。
金炯瓚 khc@donga.com