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SKの崔泰源会長、今日令状請求

Posted February. 21, 2003 21:57,   

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ソウル地検刑事9部(李仁圭部長検事)はSKグループの不当インサイダー取引き事件と関連し、21日召還した崔泰源(チェ・テウォン)SK(株)会長に対し、22日特定経済犯罪加重処罰法上の背任などの疑いで拘束令状を請求することにした。

検察関係者はこの日、「調べる内容が多くて、調査の進行速度が遅れ時間がかかりそうだ」としながら、「令状請求は22日ぐらいには可能」と話した。

崔会長は裁判所に拘束令状実質審査を申請することにしたと伝えられ、早ければ22日中に崔会長に対する拘束可否が決まるものと見られる。

検察は崔会長を相手に、グループ支配権確保のために△SKC&Cにウォーカーヒルホテルの株式を高く売る代わりに、SK(株)の株式を安値で引取り、△SK証券とJPモルガン間のSK証券株式裏契約の過程に積極的に介入し指示したか--などに対し、集中的に調べた。

検察は崔会長がSKC&CとSKグローバルにウォーカーヒルホテル株式を高く売却し、700億〜800億ウォンの損失を与えたうえ、SK証券の株式裏取引きを通じてSKグローバルに1000億余ウォンの損害を与えるなど、系列会社に約1800億ウォン相当の被害を与えたと見ている。

検察は崔会長と共に不当なインサイダー取引を共謀したSKグループの構造調整本部など系列会社役員3、4名も刑事処罰する方針だ。また、崔会長の経営権確保のための「秘密報告書」作成など不当なインサイダー取引きを主導した1、2名に対しては拘束令状を請求する考えだ。

検察はSKグローバルが持っているSK(株)の株式1000万株(売却当時1530億ウォン)がジャパンアジアなどの会社の域外ファンドに預けられた事実も確認し、違法性に対する法律検討作業も繰り広げている。



李相錄 myzodan@donga.com jefflee@donga.com