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型破りの盧武鉉内閣、業務でも目立つ「破格」

型破りの盧武鉉内閣、業務でも目立つ「破格」

Posted February. 28, 2003 22:24,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の初内閣の40代の主人公である法務部、行政自治部、文化観光部の3省庁の長官らの仕事始めは「小さな破格」から始まった。職級に関係なく「廊下の現場会議」を提案するうえ、閣僚「バッジ」をつけないという宣言も出た。

「大きい破格」はまだ現われなかったが、これら長官の新しい勤務スタイルに公務員たちも変化を予感している。

▲閣僚バッジをつけない〓27日の就任式に愛車のRVカー「サンタフェー」を自ら運転して出席し話題を呼んだ李滄東(イ・チャンドン、49)文化観光部長官は、28日「これからも公式行事の他には出退勤の時、個人の乗用車や電車を利用する。閣僚のバッジもつけない」と話した。

李長官は普通2〜3日かかる業務報告をこの日1日ですべて受けた。報告を受ける際、長官室のテーブルの上座に座らないで室・局長と対座した。李長官は主に報告を聞いてばかりいただけで、コメントをつけなかった。お昼も文化政策局の報告を受けながら、お弁当で済ました。

李長官は27日夜に帰った後、公報館室から京畿道高陽市一山(キョンギド・コヤンシ・イルサン)の自宅に送られてきた翌日付の各紙の早版を返しては「これからも早版の新聞を家に送らないでほしい」と指示した。また「就任のあいさつを兼ねてマスコミ各社を訪れる慣例に従わない」と明らかにした。

▲廊下会議で職級破壊〓28日、職務を始めた金斗官(キム・トゥグァン、44)行政自治部長官は1日中、顔が上気していた。できるだけ発言を控える姿だ。午後3時から行政自治部内のすべての事務室を訪れて職員たちといちいちあいさつを交わす時も、簡単にあいさつをするだけで何にも言わなかった。ただ、南海(ナムヘ)郡長時代に知り合った某局長に会うや「先輩、ここにいらっしゃいましたか」と話しながら、丁寧に礼儀を示して人目を引いた。

金長官は隔意のない廊下会議を提案しており、業務報告も20分に制限しようと話した。一方、業務報告は週末を過ごした後の4日から始めることを指示し、職員たちに余裕を与えた。公務員たちは「官僚の中の官僚という内政公務員社会に大きな変化の波が押し寄せそうだ」と予感した。

▲丁寧語を使う長官〓康錦実(カン・グムシル、46)法務部長官を迎えた法務部の幹部たちは28日「言葉遣い」と「格式」から変化を実感した。

午前9時頃、出勤した康長官は李春盛(イ・チュンソン)報道官から報告を受けた後、指示する時も「丁寧に頼む」ような口調で話した。康長官は△外国人労動者の人権問題△対北秘密送金事件の特別検事制(特検制)法などを例に「これから新聞をスクラップする時は、社会的に関心の高いことからまとめてください」と話した。

法務部のある関係者は「検察出身の以前の長官たちはお互いに知っているため、室・局長たちに隔意のない表現を使った。新長官が丁寧語を使って気持ちは良いが、まだぎこちない」と話した。