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北朝鮮、東海にまた地対艦ミサイル試射

Posted March. 10, 2003 22:33,   

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北朝鮮が、先月24日に続き今月10日にも、地対艦ミサイルを試験発射していたことが確認された。

国防部の高官は、「北朝鮮が10日正午ごろ、先月24日の第1次の発射地点である咸鏡南道新上里(ハムギョンナムド・シンサンリ)の海岸から、地対艦ミサイル1基を東海に向けて発射した。このミサイルは、1次打ち上げの時と同じ経路で飛び、海岸から110km離れた東海(トンヘ、日本名・日本海)上に落下した」と述べた。

また「機種は1次打ち上げと同型の地対艦巡航ミサイルと推定される。新型地対艦ミサイルの性能試験を行ったようだ」と説明した。

国防部は、今回発射された地対艦ミサイルの射程を160kmと推定し、試験発射が成功したかどうかを確認している。

日本の石破茂防衛庁長官も、同日の参院決算委員会で、北朝鮮のミサイル発射の事実を確認し、「ノドンミサイルのような弾道ミサイルではなく、先月24日に発射されたものと同型の地対艦ミサイルであり、わが国の平和と安全に重大な影響を与えるとは考えていない」と述べた。

小泉純一郎首相は、質疑応答のなかで「非常事態とは異なる。この(北朝鮮のミサイル発射)問題は、注意深く監視しながら、今後、国の安全の問題についても万全を期していきたい」と語った。



尹相虎 hanscho@donga.com ysh1005@donga.com