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金振杓副首相もSK捜査で検察総長に会っていた

金振杓副首相もSK捜査で検察総長に会っていた

Posted March. 11, 2003 21:43,   

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金振杓(キム・ジンピョ)副首相兼財政経済部長官と金融監督委員会(金監委)の李瑾栄(イ・グニョン)委員長が4日、当時の金珏泳(キム・ガギョン)検察総長と会って、SKグループの大規模粉飾会計事件に対する検察調査発表を延期するように要請していたことが明らかになった。

また金副首相は、このような事実を先週末、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に報告していたという。

李金監委員長は11日、記者団に対して「私が要請して、4日に経済副首相と協議した後、検察総長とともに3人で会った。その席で、SKグループの粉飾会計事件が金融市場に及ぼす影響などについて話し合った」と述べた。

さらに「債権金融機関が対応する時間が必要なため、検察総長と会って捜査発表を延ばすように頼んだが、検察は予定どおり捜査結果を発表した」と付け加えた。

また、「2日に事件担当の李錫煥(イ・ソクファン)検事に電話をかけ、規模と内容を確認した。検察に電話をかけたことは、金融監督機関の長としての職務であったと考える」と釈明した。

金副首相も記者懇話会を開き、「李金監委員長が李検事からSKグループの粉飾会計事件の捜査に関する一部説明を聞いた後、(私に)電話をかけてきて話し合った。金監委員長と検察総長に会って20分間協議した」と述べた。

金副首相は、「捜査は公正だとしても発表時期は延ばすことができるのではないかと(検察総長に)頼んだ。捜査に影響を与えるつもりはなく、影響を与える地位にもない」と付け加えた。

とくに「大統領には、会議の事実を先週末の国政運営ワークショップの休憩時間に報告した」と語った。

金副首相は、盧大統領が「金融機関が準備する時間が必要なようだが、検察がそうすることができるだろうか。刑事事件は延ばすことは難しくないか」という反応を示した、と伝えた。

これに先立ち、文在寅(ムン・ジェイン)大統領民情首席秘書官は、同日「SKグループの粉飾会計事件捜査に対する外部の圧力説に対する調査の結果、金副首相と李金監委員長が金前総長に会ったのは、事実や捜査に対する外圧や請託ではなく、捜査に影響を及ぼしたこともない」と発表した。

文首席秘書官は、「捜査担当者らに確認した結果、捜査検事や責任者ら、直接外部の電話に出たことも会ったこともなく、幹部から間接的に伝え聞いたが、これを外圧や請託として受けとめなかった。政府経済閣僚が経済に与える影響を考慮して、他の政府責任者に意見を伝えたことは、正当なことだと考える」と述べ、今回のことは問題視しない方針を明らかにした。