ウリ銀行のハンセが、あと1勝で初めて女子プロバスケットボールのチャンピオンの座に付くことになる。
14日に奬忠(チャンチュン)体育館で開かれた、ウリ金融杯03女子プロバスケットボール冬季リーグ。ウリ銀行は、三星生命・ビチュミとのチャンピオン決定戦第3戦で、91−76という15点差の大勝利を収めた。
これで、5戦3先勝制のチャンピオン決定戦での1敗の後、2連勝を挙げたウリ銀行は、残りの2試合で1勝を挙げれば、プロ初の優勝だけでなく、1985年の全国体育大典での優勝以来18年ぶりに、待望のトロフィーを抱えることになる。第4戦は16日奬忠体育館で開かれる。
14日の試合は体力が決め手となった。12日に行われた第2戦で、1点差の勝利を収めたウリ銀行選手たちの足取りは軽く感じられた反面、惜しくも勝利を逃した三星生命の選手たちの足取りは重かった。勝敗はあっけなく第1クオーターで決まった。
ウリ銀行は、特急外国人選手のキャッチングが果敢な中央突破と攻撃リバウンド後のカウンター攻撃で15点を挙げ、趙ヘジンもゴール下突破と外郭シュートを使い分けながら9点を加えるなど、26点をマークした。一方、三星生命は、19シュートのうち4つしか成功せず12得点にとどまった。
その後、ウリ銀行は、李ジョンエ、洪ヒョンヒ、キャッチングというフォーワード陣の身長の高さを生かし、攻撃リバウンドを取り、簡単に得点につなげた。三星生命は、ピョン・ヨンハとゲントが外郭シュートで懸命に追い上げたが、点数差は縮まらなかった。
ウリ銀行の朴ミョンス監督は、「試合前、趙へジンが自ら進んで、第2戦で30点を記録した三星生命の主な得点源であるピョン・ヨンハ(19)をマークするとしたが、期待以上に良い守備を繰り広げ、比較的楽に試合を展開することができた」と話した。
田昶 金鍾錫 jeon@donga.com kjs0123@donga.com