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心臓疾患者、急傾斜の山歩きは要注意

Posted March. 16, 2003 22:31,   

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日ごろ、心臓疾患や糖尿病、高血圧などの慢性疾患を患っている患者は、春場の登山の際、健康に格段の注意を払う必要がある。

登山中に急に死亡する突然死のほとんどは、心臓血管の問題が主な原因だ。心臓疾患の患者が登山する時には、脈拍数の変化を受け、スピードや強度を調整しなければならない。

日ごろ、運動をしていなかった40代の心臓病の患者の場合、登山の途中、息が切れたら、しばらく休みを取りながら脈拍を測ってみる。

40代は1分当たり95〜161回が脈拍の適正数値である。また、50代は92〜156回、60代は91〜153回が適正水準だ。登山の距離は往復1時間がちょうど良い。

高血圧の患者は、気温の低い夜明けや夕方には登山を避けること。急傾斜のコースの登山も避けるべきだ。また、登山の途中、急に気温が下がると、血管が収縮し血圧が急に上昇するため、保温に格別に気を付けなければならない。

糖尿病の患者は、食後30分〜1時間後の登山を始めるのが望ましく、登山の時間は往復45分前後が適当だ。

足の感覚が鈍いと思われる患者は、登山前後に必ず傷ができたかを目で確認すべきだ。水ぶくれができた場合には、破ることなく自然に治るまでそのままにしておく。

山を降りた後、目眩がしたり、冷汗をかいたりするなど、きついと感じる場合には、アメやオレンジジュースなどの甘い者を摂取する。

腰を痛めている人が登山する時には、歩幅を小さくし、関節に若干のリズムを与えるような感じで腰をかがめて歩いた方が、腰の負担を減らせる。



李眞漢 likeday@donga.com