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朴セリ、なるか「最年少グランドスラム」 ナビスコ・チャンピオンシップ

朴セリ、なるか「最年少グランドスラム」 ナビスコ・チャンピオンシップ

Posted March. 26, 2003 22:36,   

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カーリー・ウェブ(豪州)という壁を越えて「最年少グランドスラム」に向けて…。

朴セリ選手(CJ)が米国LPGAツアー史上最年少グランドスラムにチャレンジする。その舞台は、27日夜12時(韓国時間)カリフォルニア州のミッション・ヒルズCCのダイナ・ショア・コース(パー72、6520ヤード)で開幕する今季メジャー第1弾の大会であるナビスコチャンピオンシップ(賞金総額160万ドル)。

朴セリ(満25歳6ヵ月)が今大会で優勝を獲得すれば、ウェブが保有している記録(満26歳6ヵ月)を更新し、LPGA最年少グランドスラマーとして「Se Ri Pak」という名前を掲げ、殿堂入りすることになる。

26日に発表された組み合わせによると、朴セリの予選第1、2ラウンドの相手は、皮肉にもウェブ。大会主催側は、最高の人気を集めるだろう「朴セリ−ウェブの一騎打ち」を見過ごさなかった。「守ろうとする者」と「奪おうとする者」の激しい対決は、あえて説明するまでもないだろう。

これに加えて「最強」のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が大会3連覇を狙っている。先週セーフ・ウエーピンで朴セリに逆転負けした彼女としては名誉挽回のチャンス。

一方、 LPGAが独自のホームページを通じて実施している「ナビスコ・チャンピオンシップ・優勝候補ファン投票」で、朴セリは、26日現在、45%の圧倒的な支持で首位に立っている。2位はソレンスタム(21%)。韓国ゴルファンの積極的な投票への参加が影響したとみられるが、とにかく朴セリに勇気を与えるのは事実だ。

要は、朴セリが「ミッション・ヒルズCCジンクス」を吹っ飛ばすことができるかということだ。ナビスコ・チャンピオンシップは、1972年の初の大会から同じ場所で開かれているが、朴セリは昨年の9位タイが最高成績だった。

とくに昨年の5番ホール(パー3)では、4日間ボギー−ボギー−パー−ダブルボギーでおよそ4打も後退し差をつけられた。一方、ソレンスタムは8回出場して、最近の2回の優勝を含めて6回も「トップ10」を入賞するなど、この大会に特別強い様子を見せてきた。

一方、フルシード出場権を獲得した選手であっても下位レベルの選手は出場できないメジャー大会である、今大会に出場する韓国選手(在米韓国人を含めて)は計12人。

アマチュアとして特別招待された「若芽」ミッシェル・ウィ(13)は、予選ラウンドで「スーパールキー」金チョロン(19)とショット対決を繰り広げることになり、3年前にこの大会に出場して10位を占めたソン・アリ(16)ソン・ナリ(16)の双子姉妹は、今年で4年連続出場となる。また、高ウスン(39)は、日本LPGAツアーチャンピオンシップ優勝者の資格で出場のチケットを手にした。

一方、今シーズン好調ぶりを見せている朴祉垠(パク・チウン、ナイキゴルフ)と金美賢(キム・ミヒョン、KTF)、朴嬉貞(パク・ヒジョン、CJ)も、「メジャータイトルのない優勝者」という異名を取り払うために覚悟を決めている。



安永植 ysahn@donga.com