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崔竜洙がワン・トップ、「洪明甫役」には柳想鉄

崔竜洙がワン・トップ、「洪明甫役」には柳想鉄

Posted March. 28, 2003 22:28,   

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「コエリョのサッカー」はどんなものだろうか。29日に釜山(プサン)アシアード・メイン・スタジアムで行われるコロンビアとの親善試合は、コエリョ監督のデビュー戦となる。韓国サッカーの新しい図が今回の試合で見られそうだ。

コエリョ・サッカーの核心は何か。そして、「ヒディンクのサッカー」との違いは何か。まずこれを探ってみよう。

▲3バックから4バック〓コエリョ監督は4−2−3−1のフォーメーションを使うと公言した。4人の守備陣を立てるという戦略。ヒディンク監督は4−4−2、3−5−2、4−3−3など多様なフォーメーションの実験をして、3−4−3を基本的な定番にした。

コエリョ監督の4バックシステムはまだ実験的な性格を帯びている。左から李栄杓(イ・ヨンピョ、PSVアイントホーフェン)、金泰映(キム・テヨン、全南ドラゴンズ)、沈載源(シム・ジェウォン、釜山アイコンズ)、崔成勇(チェ・ソンヨン、水原三星)の各選手が有力視されている。 沈載源のポジションは本来李敏成(イ・ミンソン、浦項スティラス)が有力だったが、最近、李のコンディションがよくない。

▲ワン・トップは誰か〓引退した黄善洪(ファン・ソンホン)選手の後を誰が継ぐのか。崔竜洙(チェ・ヨンス、市原)選手と新しく代表に選抜された禹成用(ウ・ソンヨン、浦項スティラス)選手、李東国(イ・ドンクク、光州尚武)選手などが候補。

崔竜洙はJリーグで開幕祝砲を打ち上げたのに続いて、27、28日の訓練でも好調を見せており、ワン・トップが有力視されている。コエリョ監督は崔竜洙がミニゲームですばらしいシューティングとヘディング・シュットーでゴールを入れると、親指を立てて見せたりした。

▲洪明甫→柳想鉄〓今や代表チームのリーダーは、柳想鉄(ユサン・チョル、蔚山現代)選手。コエリョ監督は柳想鉄に主将を任せるなど全幅の信頼を示している。コエリョ監督はストライカーと守備手、プレイメーカーなど全てのポジションを消化する柳想鉄を、守備的MFとして起用する見通しだ。

相手チームの攻撃の流れを一歩先に駆け切ることによって、洪明甫(ホン・ミョンボ)選手が抜けて弱くなった守備陣の負担を減らし、場合によっては一度のパスで逆襲を狙う計算だ。

▲コエリョのサッカーは〓ヒディンク監督が強いカリスマ性でインパクトのあるサッカーをしたとすれば、コエリョ監督は精彩に富むサッカーを駆使するものと見られる。

28日に行われたセットプレイ練習で、コエリョ監督はCKとFKをする時、一個所で様々なスタイルでシューティングする方法を指導した。体を馴らす時もボールでリフティングをしながら、走ったり左右に曲るドリブルを練習させるなど、繊細なテクニックに焦点を当てた。



梁鍾久 yjongk@donga.com