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イラク軍の自殺爆弾攻撃で米軍4人死亡

Posted March. 30, 2003 22:36,   

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イラク戦争開戦11日目の30日、米英連合軍はイラクの主要施設に対する攻撃の度合いをさらに強めたが、補給線の弱くなった地上軍は、バグダッドの南70km地点で追加進撃を止め、戦力増強を待つなど小康状態が続いている。

これと関連し、空襲を当初の計画より延長し、その後、本格的な地上戦に乗り出すべきだという米軍野戦指揮部と速戦速決を望む米政権との間で、意見の差が大きくなってきていると、ワシントンポストなど米国の主要マスコミが報道した。

28日にも大規模な爆撃が続いた中、午後6時ごろバグダッド西部のある市場にミサイルが撃ち込まれ、民間人62人が死亡し、107人が負傷した。

イラク政府は「連合軍の戦争犯罪だ」と非難したが、英国政府はイラク軍の地対空ミサイルが誤作動で落ちた可能性を提起した。

29日午後には、イラク中部ナジャフ近くの米軍管轄検問所に、イラク軍将校がタクシーで自殺爆弾攻撃をしかけ、米軍4人が死亡した。イラク側は米軍11人が死亡したと主張している。

イラク共和国守備隊の南進により、地上戦戦略を見直している米国防総省は、本土の陸軍第2機甲連隊を予定より速くイラクに派遣することを明らかにした。

ブッシュ米大統領は29日、毎週定例のラジオ演説で「今の戦闘は激烈で、いつまで続くか分からない」と話し、長期戦に備えていることを示唆した。

このような中、27、28日ニューズウィークが実施した米国民世論調査の結果、ブッシュ大統領に対する支持率が2週間前より15%上昇し68%を記録し、この6カ月で最高を記録した。

イラクの国営テレビは29日、サダム・フセイン大統領が閣僚会議を主宰する映像を放送し、参加者が勝利に対する自信感を強く表明したと報じた。



李基洪 sechepa@donga.com