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「水の都市、天下の台所」 大阪は今が見所

「水の都市、天下の台所」 大阪は今が見所

Posted April. 02, 2003 22:36,   

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「東京は808街、京都は808寺、大阪は808橋」。

橋の多い大阪、水路が発達したのは勿論だ。陸路より水路で物資を輸送した昔、商業は水路の発達した所で盛んだった。商業都市大阪も同じだ。その歴史は江戸時代に大阪に立ち並んだ3大市場(コメ、青果、魚)から始まる。「天下の台所」という通称もそれに由来する。

「水の都市」大阪。直接体験してみたければ遊覧船に乗ろう。「リバークルーズ大阪」の遊覧船が運航中だ。大阪クルーズは今が見所だ。川沿いに咲き乱れた白い桜を鑑賞することができる。その川に沿って行けば市庁と造幣公社、「大阪のマンハッタン」というビジネスパークを通る。大阪城公園前でも降りることができる。

水の都市大阪を経験することができる所として道頓堀がある。淀川支流に沿って形成されているこの歓楽街は「食い倒れ」といわれるほどの大阪人の傑出した食文化を示してくれる所だ。キムチとすり潰したニンニクを食べ放題に提供するラーメン食堂の金竜、「大阪の味」たこ焼き元祖屋は外国人旅行客の名所だ。

道頓堀が現代風の食文化の展示場なら、石切商店街は伝統的な食文化の展示場だ。電車駅と神社を結ぶ1kmほどの路地に約150カ所の伝統的な商店がずらりと並んでいる。餅、おでん、七味、梅干し、せんべい等々…。商店ごとに主人が直接作っている。

サントリーウイスキーも欠かせない大阪の水文化だ。サントリー社が1923年に初めて蒸溜施設を設置した所は山崎(大阪府)。「日本の名水」に選定された泉水。ピュアモルト(麦酒精)の「サントリー山崎」だけを生産するこの工場へ行けば、ウイスキー製造過程を見て試飲もできる(無料)。

最後のコースは、大阪駅前の梅田スカイビルの「空中庭園」。ツインビルの屋上を連結した(39階と 40階)構造物で、街並みがぐるりと見渡せる。30年代大阪の昔の路地通りを再現した地下の「瀑見小路」もグルメを楽しむのに持って来いの場所。

●旅行情報

①リバークルーズ大阪(www.keihannet.ne.jp/suijobus/)〓「アクアライナー」が午前10時〜午後7時運航。一周(60分)1880円(5月11日以降は1600円)。船着き場は△大阪城(JR線大阪城公園駅)△天満橋(京阪電鉄・地下鉄天満橋駅)△淀橋(京阪電鉄・地下鉄淀橋駅14番出口A階段)△OAP(JR桜ノ宮駅)。桜は4月6日まで満開。

②道頓堀〓江戸時代の仮説劇場があった通りで難波駅下車。難波駅は南海、近鉄(電車)、御堂筋線、千日前に淀橋(地下鉄)など計5つの鉄路交差。

③石切商店街(isikiri.com)〓近鉄奈良線石切駅下車(北出口)。路地の入口までは徒歩5分。

④サントリー山崎蒸溜所(www.suntory.co.jp/factory)〓JR東海道本線の山崎駅下車。線路辺の工場は徒歩10分。案内ツアーは2人以上、予約は3カ月前から。開場時間は午前10時〜午後4時半(最終の入場午後4時)。現地予約の問い合わせは075−962−1423。

⑤空中庭園展望台(新梅田シティー)〓大阪駅から徒歩10分。午前10時〜午後10時半(最終入場は午後10時)、700円。



summer@donga.com