韓国が日本戦3連敗のトンネルを抜け出した。
6日、日本東京国立競技場で行われたデンソーカップ03日韓大学選抜チーム親善サッカー大会(東亜日報、朝日新聞の共催)で、韓国の選抜チームは朴ヨングン(高麗大学)の決勝ゴールを守りきり、1−0で勝利した。
韓国がこの大会で日本を破ったのは99年以来4年ぶりのことだ。しかし、通算戦績では日本が4勝3杯で依然として韓国を上回っている。
韓国と日本は5日、試合の前半から神経戦を繰り広げた。韓国は金ワンス(中央大学)とチュ・ヒョンチョル(建国大学)を2トップに、朴ヨングンをプレーメーカーとした3-5-2のフォーメーションで日本を迎えた。
先制ゴールで決勝ゴールが決まったのは前半34分。金ワンス(中央大学)がペナルティーエリアの左側で上げたボールを、中央に向かって駆け込んでいた朴ヨングンが、ゴールエリアの中央で軽く蹴ってネットを揺らした。勢いに乗った韓国は、後半でも激しいアグレシブなプレーを繰り広げたが、追加得点は生まれなかった。
「4−4−2」フォーメーションを取った日本は、中盤の戦いで韓国に劣勢だった。日本は数回にわたるカウンター攻撃を通じて韓国のゴールを狙ったが、そのたび守備陣に阻まれた。
金ワンスは大会の最優秀選手(MVP)に選ばれた。
梁鍾久 hanscho@donga.com yjongk@donga.com