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首都中心部まで進撃し大統領宮殿3ヵ所制圧

首都中心部まで進撃し大統領宮殿3ヵ所制圧

Posted April. 07, 2003 22:00,   

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米軍が開戦19日目となる7日、イラクのバグダッド中心部まで進撃することによって、イラク戦争は心理的にも軍事的にも決定的な瞬間を迎えることになった。

米第3歩兵師団2個旅団傘下の2個タンク大隊と1個機械化歩兵大隊は、対戦車用のA−10爆撃機と無人偵察機などの援護を受けて、タンク65両とブラッドレー装甲車40両を前面に出し市内に進入、大統領宮殿2ヵ所を掌握した。

バグダッド南西方の空港付近にある大統領宮殿は、第3師団第1旅団の兵力がすでに掌握しており、大統領宮殿6ヵ所のうち本宮殿を含めた3ヵ所を米軍が制圧した。

イラク軍は中心部を横切るチグリス川に強力な防御ラインを設け、榴弾発射機で銃榴弾を発射しながら激しく抵抗した。イラクのアル・サハフ情報相は「米軍らがバグダッドの関門で(無理な攻撃によって)自滅した」とし「バグダッドは安全で、きちんと保護されている」と主張した。

しかし、外信が伝えたところによると、サハフ情報相が記者会見する間も、バグダッド中心部では、銃撃と砲声が止まず、米軍が公報部庁舎付近まで攻め込んだという。

米国防総省は「この日の中心部への進撃は、中心部を掌握するための作戦ではなく、いつでも我々が望めばどこでも進撃できるということを示すためのもの」と述べた。

外信によると、英国軍はイラク第2の都市バスラで88年クルト族に化学兵器の発射を指示し「ケミカルアリ」という悪名を得たイラク南部防衛司令官アリ・ハッサン・アル・マジドの死体を発見したと伝えた。同司令官は、フセイン大統領のいとこで、主要人物のひとり。



洪銀澤 euntack@donga.com