Go to contents

米、フセイン氏の隠れ家を猛爆

Posted April. 08, 2003 22:03,   

한국어

イラクの首都バグダッドの中心部に進撃して、大統領宮殿の2カ所と一部の政府庁舍を掌握した米軍は8日、2日間にわたってフセイン大統領を直接狙う攻撃を行なった。米軍が市内の中心部に初めて陣地を張り、2日間戦闘が繰り広げられた。

同日の戦闘では、「戦車キラー」と呼ばれるA−10機と、アパッチヘリ2機が初めてバグダッド上空から支援作戦を行い、軍の圧迫攻勢が一層強化された。

米軍とイラク軍は、地上ではバグダッド市内を横切るチグリス川を挟んで、米軍は西側に、イラク軍は東側に布陣して戦闘を繰り広げている。

バグダッド都心への進駐作戦の先鋒を担った米第3歩兵師団第2旅団3個大隊兵力は、バグダッドから撤収せずに続けて留まる計画だと、米CNN放送が報じた。

米国の当局者たちは、フセイン大統領と二人の息子が7日の空襲で死亡した可能性があると見ていると、MSNBC放送が報じた。当局者らは、バグダッドで活動中のある情報員が、フセイン大統領の所在に関する「非常に信頼できる情報」を中部軍司令部に伝え、B−1爆撃機1機が2000パウンドのGBU31統合直撃弾(JDAM)4発で打撃を与えたと明らかにした。

国防総省と国務省の消息筋は、その時現場にいた者は全員死亡したと確信する、と語った。

英BBC放送の電子版は、フセイン大統領が爆撃で生き残りバグダッドを脱出すれば、出身地のティクリートで最後の抵抗に出るだろうと伝えた。

イラク国営テレビは8日、これまで続けてきた「午前の戦況放送」を初めて放送しなかった。フセイン大統領が大衆の前に現れたり、愛国心を鼓舞する歌を流す放送も中断された。

同日の米軍の爆撃とミサイル攻撃で、中心部のマンスールホテルの周辺にあるカタールの衛星テレビ局アルジャジーラのバグダッド事務所も攻撃を受けて1人が死亡し、外信記者たちが多いパレスチナホテルも攻撃を受けた。

米紙ワシントンポストの電子版は8日、米国の高官らが戦闘はかなりの期間続くが、「イラクのフセイン政権は『脳死状態』に陥っている」と言った、と伝えた。



具滋龍 bonhong@donga.com