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チェイニー米副大統領「韓米同盟は調整が必要」

チェイニー米副大統領「韓米同盟は調整が必要」

Posted April. 11, 2003 22:10,   

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チェイニー米副大統領は10日午後(現地時間)、北朝鮮の核問題について「北朝鮮が核開発計画をあきらめた場合にだけ、米国を含む他の国々と正常な関係が成り立つだろう」とし、「利害関係国と(北朝鮮の核問題を)一緒に解決するための交渉が進められている」と話した。チェイニー米副大統領はこの日、ホワイトハウスで、朴寛用(パク・グァンヨン)国会議長と会った席でこのように述べた上で、韓米同盟問題について「同盟は友好と相互支援を原則にするが、たびたび調整(adjustment)も必要だ」と話した、と朴議長が伝えた。

国際議員連盟(IPU)総会に出席した後、米国を訪問中の朴議長が韓国のイラク戦派兵決定の意義を強調したのに対して、チェイニー副大統領は「(韓国の)派兵決定を大変ありがたく思っている」と謝意を表した。

朴議長はこの日、韓国特派員団との懇談会で、尹永寛(ユン・ヨングァン)外交部長官が米国側に提示した北朝鮮の核解決策(ロードマップ)について「尹長官は北朝鮮が核開発の放棄意思を明らかにすれば、重油提供を再開しようとしているに対して、米国は重油提供に難色を示していると聞いている」とし、「韓米両国には、北朝鮮に対する重油供給再開をめぐり、異論があるようだ」と話した。

一方、チェイニー副大統領は9日、ニュー・オルレアンスで開かれた全米新聞編集者協会の講演で、イラクと戦争中であるにもかかわらず、米国は北朝鮮と対峙するだけの力を持っていると話した、と産経新聞が11日ワシントン発で報じた。



朴元在 parkwj@donga.com