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李南基前公取委員長を収賄の疑いで出国禁止

李南基前公取委員長を収賄の疑いで出国禁止

Posted April. 11, 2003 22:25,   

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ソウル地方検察庁の金融調査部(李仁圭部長検事)は11日、李南基(イ・ナムギ)前公正取引委員長が、昨年SKグループから2万ドルを受け取った手がかりをつかみ、職権らん用などの疑いで、李前委員長に出国禁止措置を下したと発表した。

検察は、近く李前委員長を召還して取り調べる方針だ。

また、検察は、SKグループが1、2人の政府高官に1000万ウォンずつ渡したという供述も確保している。

検察は、昨年公正取引委員会が、SKテレコムのKT株式買い入れが公正取引法に違反するかどうかを捜査する過程で、SKグループが当時の公取委員長だった李前委員長にロビー活動を行った可能性があるとみて捜査を進めている。

李前委員長は昨年5月、あるラジオ番組に出演し「SKテレコムのKT株買収が公正競争を制限すると判断されれば、公正取引法に基づいて、SKテレコムに対しKT株の処分命令を下す」と述べている。

李前委員長がカネを受けとったのは、昨年5〜8月のこと。

検察関係者は、「李前委員長がSKグループからカネを受け取ったという物証を確保するため、他の人の口座を追跡している。李前委員長の疑いはまだ確認されていない」と述べた。

李前委員長は先月、公取委員長職を辞任したあと、今月初め、ある法律事務所の顧問に迎えられたが、11日、検察の捜査方針が報道された後、顧問を辞任した。

検察は、李前委員長の外に、昨年SKグループから1000万ウォンずつ受け取った高官1、2人に対する刑事処罰の可能性は現在としてはそれほど高くないと判断している。



李明鍵 李相錄 gun43@donga.com myzodan@donga.com