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第1四半期の成長率、3%台に下落

Posted April. 15, 2003 22:17,   

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今年第1四半期(1〜3月)の経済成長率が、01年第4四半期(10〜12月)以降で初めて3%台に下落したことと推定された。

貯蓄性の預金金利は年間4.29%で史上最低率を記録しており、経常収支は97年第3四半期(7〜9月)以降初めて赤字となった。

朴昇(パク・スン)韓国銀行総裁は15日、銀行の頭取10人と一緒に金融協議会を開き、このような内容の経済金融懸案について議論した。

韓銀はこの日、会議で輸出は好調を続けているが、地政学的な危険の増大、家計向け貸し出しの抑制などで消費と設備投資がい縮し、産業活動の鈍化で成長率が下落したことを明らかにした。

成長率は01年第1四半期3.5%から、去年第1四半期6.1%と大きく上昇した後、第4四半期には6.8%まで上昇した。

経常収支は輸出好調にもかかわらず、国際原油価格の急騰で輸入増加に加え、商品収支の悪化とサービス収支の赤字拡大で、去年12月以降赤字に転じた。第1四半期の経常収支赤字規模は14億ドルにのぼる見込みだ。

これによって、韓国経済は当分「低成長−高物価−経常収支赤字」が続くものとみられる。

3月中、新規の貯蓄性預金(随時入出式預金と金融債は除外)金利は、平均4.29%で、2月(4.43%)に比べて大幅に落ち初めて4.3%台に下落した。3月の消費者物価上昇率が4.5%であったことを勘案すれば、貯蓄性預金の実質金利はマイナスになった。

一方、貸し出し金利は6.42%で2月(6.39%)に比べて上昇した。特に中小企業の貸し出しは2月6.30%から6.39%に大きく上昇した。



林奎振 mhjh22@donga.com