Go to contents

盧大統領「南北首脳会談は北朝鮮核問題の解決後に」

盧大統領「南北首脳会談は北朝鮮核問題の解決後に」

Posted April. 15, 2003 22:17,   

한국어

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は15日、北朝鮮との南北首脳会談の推進について「具体的に新たな進展を遂げるべき重要なきっかけがある時、首脳会談が必要だ」と述べ、北朝鮮の核問題が解決された後に推進する考えを明らかにした。

盧大統領はこの日、文化(ムンファ)日報と行ったインタビューで、「米朝間で北朝鮮の核問題が解決されれば、南北間の交流協力における法的障害の除去問題と信頼を構築して、軍事的に対峙している状態を解消する重要な問題のために、首脳会談が行われるだろう」と語った。

また、盧大統領は「00年6月15日の南北首脳会談の際の合意事項は、大きなフレームで有効であり、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、韓国訪問をどこにするか、首脳会談をどこでするかは大きな重きを置かない」と説明した。

また、多国間協議のための南北接触について、盧大統領は「特別な水面下での取り引きはない」とし、「結局、北朝鮮は核とミサイルをあきらめるようになり、周辺国は北朝鮮の安全を保障して経済支援とともに、北朝鮮の国際社会への参加を支援することになるだろう」と述べた。

政治改革の問題について、盧大統領は「私が政党を牛耳ろうとしたり、政治改革を強制したりはしないが、大統領が党総裁を兼任しないことも政治改革とはまた別の話だ」と明らかにした。

さらに盧大統領は「(改革の推進過程で)保守勢力の抵抗は説得して乗り越えやすいが、変化と改革を誘導する側との、摩擦と葛藤は手におえない」とし、「表で現われる多くの評価を考えれば人事乱脈、改革をめぐる議論、側近の調査など、国民の政府が経験したさまざまな失敗の過程が繰り返されているという心細い感じを受けている」と付け加えた。



金正勳 jnghn@donga.com