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アリゾナの金炳賢 負傷休養巡り監督と対立

アリゾナの金炳賢 負傷休養巡り監督と対立

Posted May. 01, 2003 22:16,   

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「休みたい」(金炳賢)「負傷もしてないのにどうして?」(ボブ・ブレンリー)

アリゾナ・ダイアモンドバックスの金炳賢(キム・ビョンヒョン、24)が負傷問題をめぐって、ボブ・ブレンリー監督と摩擦を生み出している。

先月30日、フロリダ・マーリンズで5イニング5失点で敗戦投手になったあと行われたインタビューで、「足首が良くない」と話した金炳賢は1日、エージェントであるジェフムラドを通じてコーチングステップに「状態がさらに悪化する前に、1、2回ほど先発登板を回避して休息を取りたい」という意向を伝えた。

金炳賢は先月15日、コロラド・ロッキーズ戦で、折れたバットを右足に当てられてから痛みが収まらない状態が続いてきたが、苦しいチーム事情を考えて登板を続けてきた。

しかし、足首に異常がある状態で試合をこれ以上続けては、より深刻なことになりかねないと思い、一応「SOS」を要請したのだ。

これに対し、ブレンリー監督は「かなりショックだった」とし、「レントゲンでは何の問題もなかったのに、なぜそんなことを言ったのか分からない」と、困った顔をした。

同監督は、「金炳賢を先発から外す準備ができていない」と述べ、金炳賢の意思に関係なく、6日にホームで開かれるフィラデルフィア・フィリーズ戦で予定通りに先発登板させる考えを明らかにした。

昨年、ナ・リーグ西部地区の優勝チームから今年第4位に墜落したアリゾナは、現在「全般的な難局」に陥っている。エースのランディー・ジョンソンは右膝の骨の破片除去手術を受けることが1日決まり、少なくとも1ヵ月間の欠場が避けられない状況だ。

盲腸手術で15日の負傷者リストに名を連ねた第2先発のカート・シリングが4日復帰するが、今年1勝2敗と不振の上、後遺症まで懸念されている。金炳賢までが先発ローテーションから外れれば、正常なチームの運営が困難になる。



金相洙 ssoo@donga.com