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サンアントニオとニュージャージーが先勝 米NBA

サンアントニオとニュージャージーが先勝 米NBA

Posted May. 06, 2003 23:07,   

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サンアントニオ・スパーズがまた勝った。

6日行われたアメリカ・プロバスケット・ボール(NBA)プレーオフ西地区準決勝(7戦4先勝制)、サンアントニオ対ロサンゼルス・レイカーズの第1試合。4連覇に挑むレイカーズをホームに呼び入れたサンアントニオは、正規リーグ最優秀選手(MVP)ティム・ダンカンの真価を改めて確認しつつ、87—82で勝利した。第2試合は8日サンアントニオで行われる。

ダンカンがプレーするサンアントニオ、シャキール・オニールがゴール前を守るレイカーズ。この2チームの対決は、プレーオフ準決勝の最大イベント。今シーズン正規リーグで、サンアントニオが4連勝を挙げてはいるが、レイカーズはコービー・ブライアントやオニールといった最強コンビの活躍を追い風に、前の3シーズンで連続してNBA覇権を握ったチーム。

この日もブライアントが37得点、オニールが24得点に21リバウンドを記録するなど、最強コンビの威力を惜しみなく見せつけた。しかし、ダンカン、エマニュエル・ジノビリ、デビッド・ロビンソンといったサンアントニオの三角編隊がもっと強かった。

ダンカンは28得点、8リバウンド、7アシストの大活躍で攻守をリードし、ジノビリは15得点、ロビンソンは14得点と11リバウンドで攻撃にメリハリを付けた。前の2シーズンの間、レイカーズに足を引っ張られて、プレーオフを脱落したサンアントニオにとっては、同日の試合は雪辱戦となった。オニールは試合終了3分を残して、6反則で退場した。

一方、ニュージャージー・ネッツもホームの試合で4度の逆転と再逆転を繰り返した結果、ボストン・セルティックスを97—93で下した。

ニュージャージーとボストンは、去年、東地区コンファレンス決勝で取り組んだチーム。今季正規リーグでボストンを3勝1敗で引き離したニュージャージーは、エースのジェイソン・キッドが第4クオーター終了直前に2個のフリースローを成功させて、96—93でリードした。

ボストンはポール・ピアースが試合時間残り7.4には、同点を狙った3ポイントシュートを失敗した。ニュージャージーは、パワーフォワードのケニオン・マーティンが21得点を挙げて攻撃の先方に立ち、キッドも15得点、9アシスト、6リバウンドを記録し大活躍した。



李元洪 bluesky@donga.com