米LPGAツアーの「コリアン突風」に歯止めがかかった。
9日、サウスカロライナ州ノースオーガスタマウントヴィンテージ・プランテーションGC(パー72)で行われたアサヒ緑建・インターナショナル選手権(賞金総額130万ドル)の最初ラウンド。
それぞれ2週連続の優勝と今季3勝目を狙う朴祉垠(パク・ジウン・ナイキゴルフ)と朴セリ(CJ)は並んで60位タイ(1オーバーパ73)で中位圏に止まった。しかし、両選手は一気に追い上げるのが得意である上、今回の大会が4ラウンドのものであるため、首位に迫ることは難しくなさそうだ。
14人の「コリアン軍団」のうち、一番いい成績を上げた選手は13位タイ(2アンダー70)をマークした韓熙圓(ハン・ヒウォン、フィ−ラーコリア)。朴嬉貞(パク・ヒジョン、CJ)とコ・アラ(ハイマート)は26位タイ(1アンダー71)でそのあとをついだ。
この他、姜秀衍(カン・スヨン、アストラ)と張晶(チャン・ジョン、23)李貞研(イ・ジョンヨン、韓国タイアー)は46位タイ(72)をマークし、金美賢(キム・ミヒョン、KTF)、金英(キム・ヨン、新世界)金チョロン(19)は83位タイ(2オーバー74)でカットオフ脱落危機に追い込まれた。
韓国勢が今季最初ラウンドで一人もトップ10位入りできなかったのは8回の大会で初めてだ。それに対し、米国は老将のロジー・ジョンス(44)がソピ・グスタプソン(スウェデン)と首位タイ(6アンダー66)に立つなど、8人が上位10入りし、久しぶりに勢いづいた。
安永植 ysahn@donga.com