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「駐屯環境を隈なく改善」在韓米軍2師団訪問の首相が約束

「駐屯環境を隈なく改善」在韓米軍2師団訪問の首相が約束

Posted May. 09, 2003 22:05,   

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高建(コ・ゴン)首相は9日、「在韓米軍は過去と現在はもちろん、今後とも韓半島での戦争を抑制し、北東アジアの均衡者として大変重要な役割を担うだろう」とし「最前線に共にあたる『同盟(Frontline Partnership)』としての韓米の同盟関係はさらに強化されことを信じている」と述べた。

高首相は同日、京畿道議政府市(キョンギド・ウィジョンブシ)の在韓米軍第2歩兵師団司令部を訪問し、「韓米同盟の核心的かつ象徴的な存在がまさに第2師団だ」と述べて、このような考えを明らかにした。

韓国首相が在韓米軍の野戦部隊に足を運んだのは、政府樹立以降初めてのこと。高首相は、ジョン・ウッド師団長に「在韓米軍が安定的に駐屯し、訓練できるように環境を整備するに当たって、韓国政府として何ができるのかを確認するために訪れた。訓練道路の拡張、橋梁建設、屈曲道路の改善など、一つひとつを隅々まで見つけ出して改善に取り組む」と約束した。

高首相の約束は、第2師団が現在の位置を固守することを前提にしたもので、一部で提起されている第2師団の漢江(ハンガン)以南への再配置主張に反対する立場を迂迴的に明らかにしたものだ。

高首相は、米兵士との懇談会で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が「第2師団を訪れたら、50年間、韓国の自由と平和守護の苦労に感謝の言葉を伝えて、祖国を離れて韓国に駐屯するうえで不便なことや訓練条件の改善などを清聴し、問題点を解決するため政府が努力するように」と指示したことを伝えた。

ウッド師団長は高首相に、「韓米両国がお互いに尊重し、信頼し合うのが我々の力の源泉だ。支援に感謝する」と答えた。



成東基 esprit@donga.com