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サービス業の生産活動、初めて減少に転じる

サービス業の生産活動、初めて減少に転じる

Posted May. 11, 2003 22:12,   

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景気低迷の影響で、今年3月のサービス業の生産活動が、調査以来初めて減少に転じた。

また、消費マインドが冷え込み、デパートや量販店の売り上げは、2月から3ヵ月連続減少となった。「マイナス成長」は卸売・小売業から宿泊・飲食店業にも広がっている。

▲サービス業生産初めて減少〓11日、統計庁によると、3月のサービス業生産活動は、昨年同月より0.3%減少した。月別のサービス業生産活動増加率がマイナスを示したのは、00年1月の調査開始以来、初めてのこと。

サービス業の生産活動は△00年8.8%△01年5.7%△02年8.6%(以上年間規準)と増加したが、今年の1、2月には増加率がそれぞれ3.7%と1.3%だった。

3月のサービス業生産活動を部門別にみると、卸売と小売はそれぞれ3.6%、4.7%減少した。

株式取引手数料収入が激減し、証券取引業の生産活動が50.3%まで冷え込み、金融および保険業は全体的に2.9%減少した。

一方、保健および社会福祉事業(医療業)の生産は、診療費の収入が増え、昨年同月より6.1%増加した。

第1四半期(1〜3月)のサービス業生産活動は、昨年同期より1.5%増となった。部門別では、卸売・小売業が唯一減少(1.0%)した。

▲流通業界の売上げ減少〓卸売・小売業の不況は、産業資源部(産資部)がまとめた「4月の大型流通会社の売上動向」にもはっきり表れている。

4月のデパート売り上げは、昨年同月に比べて10.7%、量販店の売り上げは3.6%減を示し、3ヵ月連続減少となった。

デパートは、全品目に渡って売上が減少しており、とりわけ景気に敏感な雑貨類と男性スーツ類の減少幅が大きかった。品目別の売上減少率は△男性衣類16.0%△雑貨13.4%△家庭用品11.8%△児童スポーツ用品9.8%△女性カジュアル衣類8.2%△女性スーツ7.8%△食品6.0%△ブランド品1.7%となっている。

量販店は、スポーツ用品を除いたほとんどの品目で売り上げが減少し、顧客数も3.6%減少した。

産資部は5月の量販店の売上は4.2%増加する反面、デパートの売上は2.6%減少すると展望した。



千光巖 具滋龍 iam@donga.com bonhong@donga.com